カテルキーワード

キーワード選定ツールのおすすめ構成|収集・選別・順位追跡は別の道具

三橋竜彰

キーワード選定ツールのおすすめ構成|収集・選別・順位追跡は別の道具

「キーワード選定ツール おすすめ」で調べると、たくさんのツールが並んだ比較記事が出てきます。ただ、それらを見比べても決めきれないことが多いはずです。

理由は、役割の違うツールが同じ表に並んでいるからです。この記事では、道具を3種類に分けたうえで、個人ブログにとって現実的な組み合わせを整理します。

道具は「収集」「選別」「順位追跡」の3種類に分かれる

キーワードまわりの作業は、時系列で3つに分かれます。

工程やることいつ使うか
収集候補のキーワードを集める書く前
選別集めた候補から、書くものを決める書く前
順位追跡公開した記事の順位を追う書いた後

この3つは、別々の道具の仕事です。1つのツールで全部まかなおうとすると、どれかが中途半端になります。逆に、いま自分がどの工程で詰まっているのかが分かれば、必要な道具は1つに絞れます。

収集の道具

候補を出す工程です。ここは無料のもので十分足ります。

ラッコキーワードは、検索窓に1語入れると、サジェストや関連キーワードをまとめて出してくれます。個人ブログの候補出しはこれで始めるのが早いです。

キーワードプランナーは Google の広告用ツールですが、キーワードごとの月間検索数を確認できます。無料アカウントでは数値が幅で表示される点に注意してください。検索数の読み方は検索ボリュームの調べ方で詳しく扱っています。

このほか、実際の検索結果の下に出る再検索キーワード、Q&Aサイトの質問文、競合サイトの見出しも候補源になります。ツールを増やすより、この4〜5箇所を回るほうが早いことも多いです。

収集で起きること

この工程は、やればやるほど候補が増えます。1語から始めて数百語になるのは珍しくありません。そして、集めた直後がいちばん困ります。数百語のリストを前にして、どれから書けばいいのか分からなくなるからです。

選別の道具

集めた候補から、書くものを決める工程です。ここが手薄になりがちです。

選別でやることは2つあります。落とすことと、残った中から選ぶことです。

落とすほうは、道具がなくてもできます。重複を統合する、明らかに関係ないものを外す、検索数が極端に少ないものをまとめて除外する。表計算ソフトでも進められます。

難しいのは選ぶほうです。残った候補について「自分のサイトで書いたら1ページ目に入れそうか」を判断する必要がありますが、これは検索数を見ても分かりません。実際に上位10件を開いて、自分のサイトと比べる作業になります。1語あたり数分、100語あれば数時間かかります。

カテルキーワードは、この選別の工程だけを担当する道具です。集めたリストを貼り付けると、キーワードごとに検索結果の上位10件を1件ずつ取得し、あなたのサイトの強さと比べて、1ページ目に入れる見込みを判定します。

ひとつ断っておくと、このツールはキーワードを集めません。収集は上に挙げた道具の仕事で、その後を引き受ける役割です。整理・除外・書き出しは無料で使えます。

判断そのものを手作業でやる方法はキーワード難易度の調べ方と限界検索1ページ目に入れるかを書く前に知る方法にまとめてあるので、まずは数語で試してから道具を検討しても遅くありません。

順位追跡の道具

公開した記事が何位にいるかを追う工程です。ここは書いた後の話で、選定とは目的が違います。

最低限は Google Search Console で足ります。無料で、表示回数・クリック数・平均掲載順位・検索クエリが見られます。順位だけを毎日追いたい場合は専用の追跡ツールもありますが、記事数が少ないうちは Search Console で十分です。

数字を見た後に「では何を直すか」を考える段階になると、計測の領域に入ります。そこは週報AIのほうが詳しく扱っています。

個人ブログの現実的な組み合わせ

3種類を踏まえると、組み合わせはシンプルになります。

工程使うもの費用
収集ラッコキーワード+キーワードプランナー+再検索キーワード無料
選別手作業(上位10件の実査)/件数が増えたら道具無料〜
順位追跡Google Search Console無料

最初から有料の多機能ツールを契約する必要はありません。まず無料の組み合わせで一周してみて、どこで時間が溶けるかを確かめてください。多くの場合、詰まるのは選別です。

乗り換えを考えるタイミング

いま使っているツールを変えるかどうかは、次のどれかに当てはまるかで判断できます。

  • 収集はできているのに、集めた後のリストが放置されている
  • 「なんとなく良さそう」で書いて、公開後に順位が付かない記事が続いている
  • 上位10件を開く作業が面倒で、確認を省くようになっている

いずれも足りないのは収集の道具ではなく、選別の手段です。ツールを増やす前に、どの工程が空いているかを見てください。

集める・絞る・選ぶという流れ全体はブログのキーワード選定のやり方にまとめました。道具の話は、その流れのどこを機械に任せるかという話でもあります。

よくある質問

キーワード選定ツールは無料のものだけで足りますか。

収集と順位追跡は無料で足りることが多いです。ラッコキーワードとキーワードプランナーで候補を集め、公開後はGoogle Search Consoleで追う形で一周できます。足りなくなりやすいのは、集めた候補から書くものを決める選別の工程です。

ラッコキーワードで集めた後、何をすればよいですか。

重複の統合と明らかに関係ない候補の除外をしたうえで、残った候補について上位10件を開き、自分のサイトで1ページ目に入れそうかを見ます。この確認を飛ばすと、書いても順位が付かない記事が増えます。

キーワードプランナーだけで選定は完結しますか。

完結しません。キーワードプランナーで分かるのは主に検索数で、そのキーワードで自分が上位に入れるかどうかは分かりません。検索数と勝算は別の軸なので、実際の検索結果を確認する工程が別に必要です。

有料ツールに乗り換えるべきタイミングはいつですか。

収集はできているのに集めた後のリストが放置されている、上位10件を開く作業が面倒で確認を省くようになっている、といった状態が続いたときです。足りないのは収集の道具ではなく選別の手段なので、その工程を担うものを検討してください。

順位追跡ツールは必要ですか。

記事数が少ないうちはGoogle Search Consoleで足ります。表示回数・クリック数・平均掲載順位・検索クエリが無料で見られます。専用の追跡ツールは、追う記事が増えて手動での確認が回らなくなってから検討すれば十分です。

集めたキーワードリストを貼るだけで、検索上位10件とあなたのサイトを比較し、1ページ目に入れる可能性(勝算度)を◎○△×で判定します。

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