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検索ボリュームの調べ方|無料でできる手順と数字の読み方

三橋竜彰 公開 / 更新

検索ボリュームの調べ方|無料でできる手順と数字の読み方

検索ボリュームは、無料の道具だけでも調べられます。ただし、表示された数字をそのまま受け取ると判断を誤ります。数字は月平均で、幅で出ることがあり、似た語がまとめて数えられていることもあるからです。

この記事では、無料でできる調べ方の手順と、出てきた数字をどう読むかをまとめます。

検索ボリュームとは

検索ボリュームとは、あるキーワードが1か月あたりに何回検索されているかの推定値です。「月間検索数」「検索数」とも呼ばれます。

大事なのは、これが「推定値」であって実測値ではないことです。広告の出稿計画のために提供されている数字なので、SEOの判断にそのまま使うと、想定と実態がずれます。ずれ方には決まった癖があるので、癖のほうを先に知っておくのが近道です。

無料で調べる手順

キーワードプランナー

Google広告のキーワードプランナーが基本の道具です。Googleアカウントがあれば無料で使えます。

  1. Google広告にログインし、「ツール」からキーワードプランナーを開く
  2. 「検索のボリュームと予測のデータを確認する」を選ぶ
  3. 調べたいキーワードを改行または区切り文字で貼り付ける
  4. 表示された一覧の「月間平均検索ボリューム」を見る

メニュー名は画面の更新で変わることがあります。見当たらないときはヘルプで「キーワードプランナー」を検索してください。

ここで多くの人がつまずくのが、広告を出稿していないアカウントでは、数字が「100〜1000」のような幅でしか表示されない点です。故障ではなく仕様です。幅表示のままでも桁は分かるので、候補同士のおおまかな比較には使えます。

そのほかの無料の道具

キーワードプランナー以外にも、検索数の目安を出せる道具はあります。ただし無料で見られる範囲はサービスごとに違い、条件も変わります。使う前に各サービスの公式ページで現在の条件を確認してください。

数字ではなく相対的な推移を見たいときは、Googleトレンドが向いています。トレンドが返すのは実数ではなく相対値なので、「この語とあの語のどちらが多いか」「増えているか減っているか」を見る用途に使います。

どの道具も担当する工程が違い、検索数を調べる道具だけで選定が終わるわけではありません。集める・選ぶ・順位を追うの役割分担はキーワード選定ツールのおすすめ構成で整理しました。

表示される数字の読み方

調べた数字を判断に使う前に、次の4点を押さえておきます。

月平均なので、季節の山が消える

表示されるのは1か月あたりの平均です。年に1回だけ跳ね上がる語も、平均にすると小さく見えます。季節性が疑わしい語は、Googleトレンドで推移の形を確かめてから判断します。

似た語がまとめて数えられていることがある

表記ゆれや、意味がほぼ同じ語は、同じ数字として表示されることがあります。「キーワード選定 やり方」と「キーワード選定 方法」が同じ数字で並んでいるとき、それは足し合わされた値かもしれません。個別の語の需要をそのまま表しているとは限らないと考えてください。

数値が出ない語は「需要ゼロ」ではない

データが無い語は、0ではなく空欄やハイフンで返ってくることがあります。数字が出ないことと、検索されていないことは別です。実際、悩みの言い回しに近い長い語ほどデータが出ないことが多く、それは「誰も検索していない」ではなく「広告の統計として集計されていない」という意味です。

こうした語は、需要が小さいぶん競合も少ないため、個人ブログにとってはむしろ狙い目になることがあります。数字が出ないからという理由だけで候補から外さないでください。

数字は丸められている

10、50、100、500といった切りのよい値に丸められています。90と110を比べて「110のほうが多い」と判断できるほどの精度はありません。桁が同じなら同程度、と考えるくらいがちょうどよい距離感です。

検索数だけでは、書くかどうかを決められない

ここまでで数字は手に入りますが、それだけでは記事にするかどうかは決まりません。理由は単純で、検索数は「入れたときにどれだけ読まれるか」の目安であって、「1ページ目に入れるかどうか」は何も表していないからです。

検索数が多い語は、多くのサイトがすでに狙っています。実際に検索してみると、上位が企業サイトや大手メディアで埋まっていて、個人ブログの記事が1本も入っていない、ということが珍しくありません。逆に検索数が控えめな語は、上位に個人の記事や更新の止まったページが残っていることがあります。

だから、検索数を調べた次にやることは決まっています。その語で実際に検索して、上位10件がどんなサイトで占められているかを見ることです。手順はブログのキーワード選定のやり方の「選ぶ」の章にまとめました。難易度スコアで代用できる範囲とできない範囲はキーワード難易度の調べ方と限界で、書く前に1ページ目を狙えるか見積もる考え方は検索1ページ目に入れるかを書く前に知る方法で扱っています。

候補が数十語を超えると、この確認を1語ずつ手でやるのは現実的ではなくなります。カテルキーワードは、貼り付けたキーワードごとに上位10件を取得して、あなたのサイトの強さと比べた見込みを返す道具です。検索数の取得もまとめて行えます。手で確かめる方法と見ている場所は同じなので、候補が少ないうちは手作業のままで構いません。

よくある質問

キーワードプランナーの数字が幅でしか出ないのはなぜですか。

広告を出稿していないアカウントでは、月間平均検索ボリュームが「100〜1000」のような範囲で表示される仕様です。故障ではありません。範囲表示でも桁は分かるため、候補同士のおおまかな比較には使えます。

検索ボリュームが表示されない(ハイフンや空欄になる)キーワードは、検索されていないということですか。

いいえ。データが集計されていないという意味で、検索されていないという意味ではありません。悩みの言い回しに近い長いキーワードほど数値が出にくく、そうした語は競合も少ないため、個人ブログにとっては狙い目になることがあります。

検索ボリュームはどのくらいあれば記事にする価値がありますか。

数字の大小だけでは決められません。同じ検索数でも、上位が企業サイトで埋まっている検索と、個人の記事が残っている検索とでは、狙えるかどうかがまったく違います。検索数で並べ替えたあと、実際の検索結果を見て判断します。

複数のツールで数字が違うのはどうしてですか。

どのツールも推定値を出しており、推定の方法とデータの集め方が違うためです。ツールをまたいで数字を突き合わせるより、1つのツールの中で候補同士を比較するほうが、判断としては安定します。

集めたキーワードリストを貼るだけで、検索上位10件とあなたのサイトを比較し、1ページ目に入れる可能性(勝算度)を◎○△×で判定します。

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