「キーワードを100個集めたけれど、ここからどう記事にすればいいのか」 「キーワードマップを作れと書いてあるが、何を作るのか分からない」 「検索したら同じ名前のツールが出てきて、余計に混乱した……」
集める段階を越えた人が、次につまずくところです。
先に答えを書きます。キーワードマップは、集めた語と、その語を受ける記事の対応表です。図である必要はありません。表で足ります。
そして最初に断っておきます。キーワードマップで検索すると、同じ名前の有料ツールが上位に並びます。作り方を探しているのにツールの料金ページが出てくるのは、あなたの検索が下手だからではありません。
この記事では以下の3つを解説します。
- キーワードマップとは何か(同名ツールとの紛らわしさを含む)
- 作る手順4つ
- 作ってみると、どの記事にも入らない語が残ること
読み終える頃には、集めた語を記事に割り当てる順番が分かります。
キーワードマップとは、語と記事の対応表です
キーワードマップは、集めたキーワードを意図ごとに束ね、どの語をどの記事が受け持つかを決めて一覧にしたものです。
最小の形はこれだけです。
| 記事 | 受け持つ語 |
|---|---|
| 記事A | 語1/語2/語3 |
| 記事B | 語4/語5 |
| 記事C | 語6/語7/語8 |
作る目的は2つあります。
- 同じ語を2本以上で狙わないようにする(自分の記事同士が競合するのを防ぐ)
- どの語も受けていない空白を見つける(書き漏らしを見つける)
マップは記事を書くための設計図ではなく、語の行き先を決めるための一覧です。見出し構成や本文の骨子はここには入りません。
「Keywordmap」という同じ名前のツールがあります
検索して混乱するのはここです。キーワードマップという名前の有料ツールが実在します。検索結果の上位には、その製品の公式ページ・運営会社・レビューサイトが並びます。
つまり同じ言葉が2つのものを指しています。
| 呼び方 | 指しているもの |
|---|---|
| キーワードマップ(一般語) | 語と記事の対応表。自分で作るもの |
| Keywordmap(製品名) | 有料のSEOツール |
この記事が扱うのは前者です。専用のツールがなくても作れますし、表計算ソフトで足ります。
作る手順は4つ
前半2つは、このサイトの別の記事で扱っています。マップの本体は後半2つです。
1. 集める サジェスト・関連キーワード・競合の見出しから候補を出します。手順はブログのキーワード選定のやり方の「集める」の段にまとめました。
2. 束ねる 検索結果の上位10件が重なる語を1つにまとめます。この判定のしかたはキーワードのグルーピングで扱っています。束ねた数がそのまま記事の本数になるので、本数の出し方はSEOに必要な記事数は何本かを見てください。
3. 親と子を決める ここからがマップです。束ねたグループを並べると、広い語と狭い語が混ざっていることに気づきます。広い語を1本の親に置き、狭い語をその下にぶら下げます。
- 親になるのは、その領域全体を説明する語(「キーワード選定 やり方」のような語)
- 子になるのは、親の一部を深掘りする語(「キーワード グルーピング」のような語)
判断に迷ったら、その語で検索した人が、他のどの語にも興味を持つかで見ます。持つなら親、持たないなら子です。
4. 書く順番を決める 親を先に書きます。子から書くと、子の本文から親へ送る先がまだ無く、リンクの置き場が決まりません。
実際に並べると、どの記事にも入らない語が残る
運営者がこのサイトで実際に作ったマップの、2026年9月時点の形を書きます。
| 束 | 記事数 |
|---|---|
| キーワード選定のやり方 | 3本 |
| 検索ボリュームの判断 | 4本 |
| 競合の強さの調べ方 | 3本 |
| 難易度と勝算の判定 | 4本 |
| 選定ツールの使い分け | 8本 |
5つの束・22本です。始めたときの計画は6つの領域・10本でしたから、束の数は減り、本数は倍になりました。
そして毎回残るのが、どの束にも入らない語です。実際に残ったのは次のような語でした。
- 検索した人の関心が、サイトの扱う範囲から外れている語
- 語は似ているが、検索結果を見ると全く別の分野の話だった語
- 検索されている形跡が見つからなかった語
残った語を無理にどこかへ押し込むと、その記事が何の記事なのか分からなくなります。入らない語は、入らないまま置いておいて構いません。あとで別の束ができたときに拾えます。
似ているのに別分野だった語は、語面では見分けがつきません。検索結果の上位を開いて初めて分かります。見分け方は検索意図の調べ方にまとめました。
図にしなくて構いません
「マップ」と呼ぶので図を作らなければいけない気がしますが、必要なのは対応が分かることだけです。
図にすると、線を引く作業そのものに時間がかかります。表計算ソフトで「記事名」「受け持つ語」「親か子か」の3列があれば、目的は果たせます。
図が役に立つのは、他の人に説明するときです。ひとりで運営しているなら、表のままで構いません。
作ったあとに1回だけ見直す
書き始める前に、次の2つだけ確かめてください。
- 同じ語が2つの記事に入っていないか(入っていれば、どちらが受けるかを決める)
- 親のいない子がないか(あれば、親になる語が抜けている)
この2つは目で見て分かります。集めた語が多いほど1件ずつ確かめるのが重くなるので、そこから先は道具の出番です。運営者が開発しているカテルキーワードは、貼り付けたリストの語ごとに検索結果の上位10件を取得して、勝算調査の結果を返します。マップを作る機能はありません。
まとめ
キーワードマップとは、集めた語と、その語を受ける記事の対応表です。図である必要はなく、表で足ります。
検索すると同じ名前の有料ツールが上位に並びますが、別のものです。自分で作るほうは、表計算ソフトがあれば始められます。
作る手順は4つで、集めると束ねるは別記事に、親と子を決める・書く順番を決めるがマップの本体です。
そして作ると、どの記事にも入らない語が残ります。押し込まずに残しておいてください。マップは一度で完成せず、書きながら動きます。
よくある質問
キーワードマップとは何ですか。
集めたキーワードと、その語を受け持つ記事の対応表です。同じ語を2本以上の記事で狙わないようにすることと、どの語も受けていない空白を見つけることが目的です。図である必要はなく、表計算ソフトの表で足ります。
キーワードマップという名前のツールとは違うのですか。
違います。Keywordmapという名前の有料SEOツールが実在し、検索結果の上位にはその製品の公式ページやレビューサイトが並びます。この記事で扱っているのは一般語としてのキーワードマップで、専用のツールがなくても作れます。
キーワードマップの作り方を教えてください。
4つの手順です。1つめは候補を集める、2つめは検索結果の上位が重なる語を束ねる、3つめは束を親と子に分ける、4つめは親から先に書く順番を決める、です。前半2つは集める段階と束ねる段階の話で、マップの本体は後半2つになります。
親と子はどう決めますか。
その語で検索した人が、他のどの語にも興味を持つかで見ます。持つなら親、持たないなら子です。親はその領域全体を説明する語、子は親の一部を深掘りする語になります。迷ったら検索結果の上位10件を開いて、扱っている範囲の広さを比べてください。
どの記事にも入らない語はどうすればいいですか。
入らないまま置いておいて構いません。無理にどこかの記事へ押し込むと、その記事が何を扱っているのか分からなくなります。あとで別の束ができたときに拾えます。残る語には、関心がサイトの範囲から外れているもの、語は似ているが別分野のもの、検索された形跡が見つからないものがあります。
集めたキーワードリストを貼るだけで、検索上位10件とあなたのサイトを比較し、1ページ目に入れる可能性(勝算度)を◎○△×で判定します。
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