サジェスト・関連・再検索キーワードの違い|3つの集め方と使い分け

キーワードの候補を集めていると、サジェスト・関連キーワード・再検索キーワードという3つの言い方に出会います。どれも「検索画面に出てくる候補の語」なので、同じもののように見えます。
ですが出てくる場所が違い、その結果、拾える読者の段階も違います。3つとも見ておくと、候補の偏りが減ります。この記事では違いと集め方を整理します。
3つは、出る場所が違う
| 呼び方 | どこに出るか | 何を映しているか |
|---|---|---|
| サジェスト | 検索窓に入力している途中 | これから検索しようとしている語 |
| 関連キーワード | 検索結果ページの下のほう | その検索と近い関心で調べられている語 |
| 再検索キーワード | 一度検索したあとに続けて検索される語 | 最初の結果で解決しなかった人の次の疑問 |
順番に並べると、検索前・検索中・検索後という3つの段階に対応しています。同じテーマでも、この3段階で出てくる語は重なりません。
なお、これらの呼び方は文脈によって揺れます。「関連キーワード」がサジェストを含む意味で使われることも、「再検索」と「関連」がほぼ同じ意味で語られることもあります。言葉の定義を突き詰めるより、どの画面から拾ったのかで区別するほうが、実務では迷いません。
サジェスト — 検索窓の候補
検索窓に語を入力すると、続きの候補が下に並びます。これがサジェストです。正式にはオートコンプリートと呼ばれる機能です。
拾えるのは、その語を入り口にして人が何を打ち込もうとしているかです。「キーワード選定」と入れると「やり方」「ツール」「コツ」といった続きが出ます。
集め方は2つあります。
- 手で1文字ずつ試す:「キーワード選定 あ」「キーワード選定 い」と50音を順に入れると、候補が変わります
- 道具でまとめて取る:この総当たりを自動化した道具があります
1つ目は数語なら現実的ですが、テーマ全体を洗うには向きません。実務では2つ目を使います。集める道具についてはラッコキーワードの使い方にまとめました。
関連キーワード — 検索結果の下のほう
検索結果ページを一番下までスクロールすると、関連する語が並んでいます。ここに出るのは、その検索をした人が近い関心で調べている語です。
サジェストとの違いは、すでに検索した人の行動が反映されている点です。サジェストは入力の途中で出るので「打ち込まれた語」ですが、こちらは検索されたあとの結果として並びます。
集め方は、実際に検索してスクロールするだけです。
再検索キーワード — 解決しなかった人の次の疑問
最初の検索結果を見ても知りたいことが分からず、言葉を変えて検索し直す。このときに使われる語が再検索キーワードです。
3つの中で最も価値が高いのはここです。理由は単純で、その語は「上位10件が答えられなかった疑問」を表しているからです。上位の記事がすべて答えている疑問なら、人は検索し直しません。
集め方は、実際に自分で検索してみるのが基本です。狙っている語で検索し、上位3件を開いて読んでみて、「これでは分からないままだな」と感じたことを書き出します。自分が感じた不足は、他の人も感じています。
検索画面から機械的に拾う方法もありますが、どの枠のデータを再検索として扱うかは提供元によって違います。数を集めることより、上位を実際に読んで穴を見つけるほうが早く進みます。上位の読み方は検索1ページ目に入れるかを書く前に知る方法で扱っています。
1つだけ使うと、候補が偏る
3つを分けて説明してきましたが、実務での結論はひとつです。どれか1つだけを使わないでください。
- サジェストだけ:機械的な言い回しに偏り、実際の言葉づかいから離れる
- 関連キーワードだけ:テーマは広がるが、具体的な悩みの語が拾えない
- 再検索だけ:数が集まらず、テーマの全体像が見えない
2つ以上を組み合わせると、抜けが目に見えて減ります。順番としては、サジェストで広く集め、関連キーワードでテーマの周辺を確認し、再検索で上位の穴を探す、という流れが回しやすいです。
道具の組み合わせ方はキーワード選定ツールのおすすめ構成に整理しています。
集めたあとが本題です
3つの画面を回ると、候補は数百語になります。ここからが本題です。
集まった語には、書けば読まれるものと、書いても上位に届かないものが混ざっています。両者は語の見た目では区別できません。検索数の多い語ほど競合が強いことも多く、数字の大きい順に書き始めると、勝てない場所から着手することになります。
| 工程 | やること | 見るもの |
|---|---|---|
| 収集 | 候補を漏れなく集める | サジェスト・関連・再検索 |
| 判断 | どれを書くか決める | 実際の検索結果の中身 |
運営者が開発しているカテルキーワードは、後者だけを担当する道具です。集めたリストを貼り付けると、語ごとに検索結果の上位10件を取得し、あなたのサイトの強さと比べて勝算度を返します。**この道具はキーワードを集めません。**収集はこの記事で説明した3つの画面や、それを自動化した道具の仕事です。
集める・絞る・選ぶという流れ全体はブログのキーワード選定のやり方にまとめてあります。
よくある質問
サジェストキーワードとは何ですか。
検索窓に語を入力している途中で、続きの候補として下に並ぶ語のことです。正式にはオートコンプリートと呼ばれる機能で、その語を入り口に人が何を打ち込もうとしているかが分かります。検索する前の段階が映るのが特徴です。
サジェストキーワードはどうやって調べますか。
検索窓に語を入れて、続けて1文字ずつ変えながら候補の変化を見る方法が基本です。ただし数語なら現実的でも、テーマ全体を洗うには向きません。実務ではこの総当たりを自動化した道具を使います。
関連キーワードはどこで調べられますか。
実際に検索して、結果ページを一番下までスクロールすると並んでいます。画面上の呼び名や位置は変わることがあり、複数の枠が同時に出ることもあるため、名前で探すより、結果ページを最後まで見る習慣にしておくほうが長く使えます。
再検索キーワードとは何ですか。
最初の検索結果では知りたいことが分からず、言葉を変えて検索し直すときに使われる語のことです。その語は上位10件が答えられなかった疑問を表しているため、自分が書くときにそこを埋めれば既存の上位記事にない価値を持てます。
3種類のうちどれを使えばよいですか。
どれか1つに絞らないでください。サジェストだけでは機械的な言い回しに偏り、関連キーワードだけでは具体的な悩みの語が拾えず、再検索だけではテーマの全体像が見えません。サジェストで広く集め、関連キーワードで周辺を確認し、再検索で上位の穴を探す流れが回しやすいです。
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