カテルキーワード

競合調査ツールの選び方|見たいものから無料と有料を分ける

ブログ運営者:三橋竜彰 /

濃紺の地に「競合調査ツールの選び方」と白い太字で大きく置いたアイキャッチ。左上に薄い緑色でカテゴリ名「ツール・AI時代」、左下に薄い灰色でサイトのドメインが並び、左端に薄い緑色の細い縦帯が上下いっぱいに通る。図やイラストはない。

「競合を調べるツールは、結局どれを選べばいいんだろう」

「無料のツールで、競合のことはどこまで分かるの?」

「AhrefsもSemrushも高そうで、個人ブログには要らない気もする……」

競合調査のツールを調べ始めて、機能の違いが多すぎて決められなくなっていませんか。

先に答えを書きます。競合調査ツールは、「競合の何を見たいか」で選びます。見られるものは、競合サイトが検索から読まれている語・競合サイトの強さ・競合サイトの流入元の3つです。道具ごとに得意な範囲が違い、無料で見られる範囲も違います。

そのため、個人ブログが最初から3つ全部を道具で見る必要はありません。

この記事では以下の3つを解説します。

  1. 競合調査で見られる3つのものと、それぞれに使う道具
  2. 無料で見られる範囲と、有料が必要になる線
  3. 個人ブログが道具を選ぶ順番

読み終える頃には、いま使う道具とまだ使わなくてよい道具を判断できる材料が揃います。

競合調査で見られるものは、語・強さ・流入元の3つです

競合調査ツールで見られるのは、競合サイトが検索から読まれている語、競合サイトの強さ、競合サイトの流入元の3つです。1つの道具がすべてを得意とは限らないので、見たいものから道具を決めます。

見たいもの分かること公式のページにある画面・指標の例
競合の語競合サイトが上位に出ている語Ahrefsのサイトエクスプローラーの「オーガニックキーワード」、競合分析の「コンテンツギャップ」
競合の強さ競合サイトが検索の上でどれだけ強いかAhrefsのDR(ドメイン評価)、キーワード難易度
競合の流入元競合サイトにどこから人が来ているかSimilarwebの流入元(トラフィックソース)の分析

3つは、調べる目的が違います。語は「何を書くか」を決める材料で、強さは「自分のサイトで取れるか」を考える材料、流入元は「競合がどこで知られているか」を知る材料です。

競合の語を拾って、書く語を選ぶ手順は、競合キーワードの調べ方にまとめました。この記事では、その語を見る道具を、強さと流入元の道具もあわせて選ぶ話を扱います。

次は、語を見る道具から順に、無料と有料の線を見ていきます。

競合の語を一覧で見る道具は、有料の範囲が中心です

競合サイトが上位に出ている語を一覧で見るには、有料のプランが必要になることが多いです。公式のページ(2026年10月14日に確認)に書かれている範囲は、次のとおりです。

ツール競合の語を見られる範囲(公式の案内)
Ahrefs競合ウェブサイト(未認証のウェブサイト)の分析は、サブスクリプションプランで可能。無料版のサイトエクスプローラーなどは、先にウェブサイトの所有権を証明する必要がある
Semrush無料アカウントのキーワード調査と競合分析は1日10回まで。公式の比較表では、有料のプランは無制限と表示されている

Ahrefsでは、競合の語はサイトエクスプローラーの「オーガニックキーワード」で見ます。競合分析でキーワードを指定すると「コンテンツギャップ」のレポートが出て、競合サイトはすでに上位表示できているけれども、自社サイトではまだ狙っていないキーワードを確認できます。

有料の入口の金額も、公式の料金ページで確かめました。スターターは月額4,460円(税抜)で、公式は「人々が検索しているものを確認し、競合を調査しましょう」と案内しています。

Semrushには7日間の無料トライアルがありますが、始めるにはクレジットカードの入力が要ると案内されています。

競合の語を一覧で見たいときは、無料アカウントの回数で足りるかを試してから、有料を決めます。

Ahrefsの無料がどこで止まるかはAhrefsは無料でどこまで使えるかに、Semrushの無料の範囲はSemrushの使い方にまとめました。

競合の強さは、無料のDRチェッカーで目安を見られます

競合サイトの強さは、Ahrefsの無料のウェブサイトオーソリティチェッカーで、ドメイン評価(DR)として見られます。公式のページでは、DRは「ウェブサイトへの外部被リンクの量と質を測定」する指標という説明です。

ブラウザ上で見たいなら、Ahrefsの無料のSEOツールバーが使えます。公式の案内では、無料アカウントでどんなサイトのドメインレーティングとURLレーティングもチェックできるとのことです。

DRを読むときの注意は、公式のページにも書かれています。

  1. DRは「絶対評価で判断しないことが重要」で、定義上、相対的な指標です。自分のサイトと競合を並べて比べるのが基本です
  2. DRはサイト全体の指標です。Ahrefsのブログは、Googleが順位をつけるのはウェブサイトではなくページだと説明しています。記事1本の強さとは別に考えます

もう1つ、検索の難しさを数字にした「キーワード難易度」があります。Ahrefsの算出は、トップ10のページが持つ参照ドメイン数を調べる方法だと説明されています。Semrushは、順位のついているページに向いている参照ドメイン数の中央値などをもとにすると案内しています。どちらも、上位のページが持つ被リンクの数が材料のひとつです。

なお、MozのDAは、AhrefsのDRとは別の指標です。公式のページも「Moz のドメインオーソリティ(DA)指標と混同しないようにしてください」と書いています。

強さの数字は、サイト全体の目安です。記事1本が上位に入れるかは、上位10件を開いて確かめます。

上位10件を1件ずつ見るときのチェックポイントは、競合サイトの強さの調べ方にまとめました。

競合の流入元は、Similarwebで見ます

競合サイトにどこから人が来ているかは、Similarwebのトラフィック分析で見られます。公式の解説では、検索エンジン・ソーシャルメディアプラットフォーム・ディスプレイネットワーク・その他のウェブサイト・メールなど、トラフィックの流入元を測定すると説明されています。

無料の入口もあります。Similarwebのホームページから、ウェブサイトのトラフィックを分析できる形です。ブラウザツール(拡張機能)なら、月間の総トラフィックや長期的なエンゲージメントなどを確認できると案内されています。

ただし、競合の流入の数字は、自分のサイトの実測値ではなく、ツールが算出した推定値です。Ahrefsの公式は、検索ボリューム・検索順位・CTRなどを考慮して推定オーガニック検索流入を算出すると説明しています。

さらに、Googleサーチコンソールで得た自社サイトの数値と、Ahrefsで出した競合サイトの推定の数値のように、異なる指標同士で比較すべきではないとも説明しています。

そのため、自分のSearch Consoleの数字と競合の推定値を並べて、勝ち負けを決めないでください。流入元の道具は、競合がどこで知られているかを知る材料として使います。

個人ブログは、無料で見える範囲から順に選びます

個人ブログは、無料で見える範囲から始めて、足りなくなったものだけ有料で補う順で選びます。次の順番が目安です。

  1. 候補語の上位10件を検索して、競合サイトを決める(無料)
  2. 競合の強さを、DRの無料チェッカーなどで見る(無料)
  3. 競合の語を一覧で見たくなったら、無料アカウントの回数で試す(Semrushは1日10回)
  4. それでも足りないときに、有料のプランを検討する(Ahrefsのスターターは月額4,460円・税抜)

有料に入る前には、2点を決めておくと迷いません。見たいものが語・強さ・流入元のどれなのか、そして試す期間をどこまでにするかです。トライアルや月額の契約では、入る前に止める日を決めておくと、続けるかどうかをその期間のうちに判断できます。

ここまでの道具で見えるのは、競合の側の情報です。見たあとに「この語は自分のサイトで書けるか」を決める作業は、別に残ります。

運営者が開発しているカテルキーワードは、貼り付けた語ごとに上位10件を実査して、あなたのサイトと上位のサイトのDA(Moz Domain Authority)を比べ、1ページ目に入れる見込みを判定します。キーワードを集める機能は持っていません。競合の語を拾うのは、この記事で選んだ道具や手作業の仕事です。

道具全体をどう組み合わせるかは、キーワード選定ツールのおすすめ構成にあります。

よくある質問

競合調査ツールは無料でも使えますか。

使えます。競合の記事のタイトルや、検索結果の上位10件を自分で開いて見る方法は無料です。競合サイトの強さは、Ahrefsの無料のウェブサイトオーソリティチェッカーでDRを見られます。一方、競合サイトが上位に出ている語を一覧で見るのは、有料のプランが中心です。Semrushの無料アカウントは、キーワード調査と競合分析が1日10回までと案内されています(2026年10月14日に確認)。

個人ブログに、有料の競合調査ツールは必要ですか。

最初から必要とは言えません。無料で見える範囲から始めて、競合の語を一覧で見る必要が出たときに有料を検討する順番が、迷いにくいです。有料に入る前に、見たいものが語・強さ・流入元のどれかと、試す期間をどこまでにするかを決めておいてください。

DRとDAは同じ指標ですか。

別の指標です。DRはAhrefsが算出するドメイン評価で、DAはMozのドメインオーソリティです。Ahrefsの公式のページも、両者を混同しないよう案内しています。どちらも、サイト全体の強さの目安です。

競合サイトの流入元は、何で見られますか。

Similarwebのトラフィック分析で、検索エンジン・ソーシャルメディア・ディスプレイネットワーク・その他のウェブサイト・メールなどの流入元を見られます。ただし、数字は推定値です。自分のSearch Consoleの数字と並べて比べるのは避けてください。

競合調査ツールで調べた語は、そのまま書いてよいですか。

そのまま書かずに、2つの点を確かめてから決めてください。自分のサイトが、その語の上位10件に入れる隙間があるか。自分の既存の記事と、同じ問いになっていないか。確かめ方は、競合キーワードの調べ方の記事にまとめています。

集めたキーワードリストを貼るだけで、検索上位10件とあなたのサイトを比較し、1ページ目に入れる可能性(勝算度)を◎○△×で判定します。

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