「Ahrefsを契約したけれど、どの画面から使えばいいのか分からない」
「エイチレフスって、そもそも何ができるツールなんだろう……」
「キーワード難易度の数字を、そのまま信じていいのか迷う」
キーワード選定にAhrefsを使おうとしている方に向けた記事です。
先に答えを書きます。Ahrefs(エイチレフス)は、自分と競合のサイトの被リンク・検索流入・キーワードを調べるSEOのツールです。
キーワード選定で主に使うのは、キーワードエクスプローラー・サイトエクスプローラー・競合分析の3つです。この記事では、Ahrefs公式の日本語のページに書かれた手順と説明だけをもとに、次の3つを整理します。
- Ahrefsでできることと、選定で使う3つのツール
- 3つのツールの基本の使い方
- Ahrefsの数字を読むときに知っておきたいこと
読み終えると、Ahrefsのどの画面を、選定のどの工程で使えばよいかが分かります。
Ahrefsは、サイトとキーワードのデータを調べるSEOツールです
Ahrefsは、自分と競合のサイトの被リンク・検索流入・キーワードを調べるSEOのツールです。読み方はエイチレフスで、公式サイトの題にも「Ahrefs エイチレフス」と書かれています。
公式の日本語ブログでは、主な機能を「コアツール」と呼んでいます。画面の上のメニューに並ぶもので、次の9つと、バッチ分析などのツールが挙げられています。
- ダッシュボード
- サイトエクスプローラー
- キーワードエクスプローラー
- ブランドレーダー
- サイト監査
- ランクトラッカー
- コンテンツエクスプローラー
- ウェブエクスプローラー
- 競合分析
公式のブログには、2025年からAIの検索での見え方を分析する機能も提供していると書かれています。ただし、プランによって使える機能は異なります。
無料で使える範囲は別の話なので、Ahrefsは無料でどこまで使えるかに分けてまとめました。キーワード選定の道具を役割ごとに組み合わせる考え方は、キーワード選定ツールのおすすめ構成で整理しています。
キーワード選定で使うのは、3つのツールです
キーワード選定で使うのは、キーワードエクスプローラー・サイトエクスプローラー・競合分析の3つです。選定の工程ごとに分けると、次のようになります。
| 選定の工程 | 使うツール | 公式の説明で分かること |
|---|---|---|
| 候補を広げ、検索数を見る | キーワードエクスプローラー | 推定の月間検索ボリューム・キーワード候補・上位の検索結果 |
| 競合が順位を取っている語を見る | サイトエクスプローラー | 競合のサイトが順位を取っているキーワード |
| 自分にだけ足りない語を探す | 競合分析 | 競合は順位を取っていて、自分は取っていないキーワード |
ここからは、それぞれの基本の使い方を、公式の日本語ブログの手順に沿って見ていきます。
キーワードエクスプローラーの使い方
キーワードエクスプローラーは、語の推定の検索ボリュームを見て、候補を広げるためのツールです。公式の手順は、次のとおりです。
- 画面の上のメニューから「キーワードエクスプローラー」を開く
- どの検索エンジンのデータを使うかを選ぶ(既定はGoogle)
- キーワードを入れる(複数の語はカンマで区切る)
- ロケーション(地域)を「Japan(日本)」にする
- 虫眼鏡のボタンを押すと「概要」レポートが出る
ロケーションと言語が日本になっているかは、毎回確かめましょう。公式のブログには、日本以外になっていると目的のデータが得られない場合があると書かれています。
概要レポートの「キーワード候補」の欄からは、次の3つの一覧に移れます。
- フレーズ一致:入れた語を前か後ろに含む語
- 関連用語:入れた語に関連する語
- 検索候補:検索窓に出る候補(サジェスト)
概要レポートの下には、その語の上位の検索結果(SERP概要)が並びます。過去の日付の検索結果と比べたり、「意図を特定する」で上位10件の検索意図をAIに説明させたりもできると、公式のブログでは案内されています。
サイトエクスプローラーと競合分析の使い方
サイトエクスプローラーは、自分や競合のサイトを入れて、そのサイトのデータを見るツールです。競合が順位を取っている語は、次の手順で見られます。
- 画面の上のメニューから「サイトエクスプローラー」を開く
- 競合のサイトのドメインか、ページのURLを入れる(範囲の指定は既定のままでよい)
- 虫眼鏡のボタンを押して「概要」レポートを出す
- 「オーガニックキーワード」の数字か、左の「オーガニックキーワード」を押す
競合分析は、自分と競合のサイトを並べて比べるためのツールです。キーワードで比べると、「コンテンツギャップ」というレポートが出ます。
コンテンツギャップは、競合は順位を取っていて、自分はまだ取っていない語の一覧です。公式のブログでは、拾った語をキーワードエクスプローラーで詳しく見ることもすすめています。
競合の決め方から語の拾い方までの流れは、競合キーワードの調べ方にまとめました。Ahrefsは、その流れの中で語を拾う道具として使います。
Ahrefsの数字を読むときに知っておきたいこと
Ahrefsに出る数字の多くは、Ahrefsが自分のデータから推定・算出した値です。公式の説明から、選定でよく見る4つの数字をまとめると次のとおりです。
| 数字 | 公式の説明 |
|---|---|
| 検索ボリューム | 実際の数は検索エンジンしか持っていないので、Ahrefsが推定した値 |
| 推定の検索流入 | 検索ボリューム・順位・クリック率などから算出。SNSやメールなどからの訪問は含まない |
| ドメイン評価(DR) | サイトがどれだけ強いかを表すAhrefs独自の相対スコア |
| キーワード難易度(KD) | 上位10件のページが持つ参照ドメインの数から算出。0〜100で、上位10件に入る見込みを表す |
推定の検索流入について、公式のブログには、自分のサイトのサーチコンソールの数字とAhrefsの競合の推定値を比べるべきではない、という説明があります。測り方の違う数字どうしになるからです。
キーワード難易度は、上位10件のページの側から計算する数字で、あなたのサイトの強さは計算に入っていません。同じ難易度の語でも、書いて上位に入れるかどうかはサイトによって変わります。
難易度という数字の読み方は、キーワード難易度の調べ方と限界で扱いました。
書くかどうかは、上位10件を開いて決めます
Ahrefsで候補と数字がそろったら、書くかどうかは、その語の上位10件と自分のサイトを比べて決めます。数字は語の性質を表すもので、あなたのサイトが読まれる位置まで届くかは、上位のページを開かないと分からないからです。
上位10件の見方は、書く前に検索1ページ目に入れるかを知る方法にまとめています。
運営者が開発しているカテルキーワードは、この工程を受け持つ道具です。貼り付けた語ごとに上位10件を実査して、記事の土俵があるかどうかと、上位に弱いページがあるかを判定します。
ひとつ断っておくと、この道具はキーワードを集めません。集めるのはAhrefsのような道具の仕事で、その後の絞り込みを引き受けます。
まとめ
Ahrefs(エイチレフス)は、自分と競合のサイトの被リンク・検索流入・キーワードを調べるSEOのツールです。キーワード選定では、キーワードエクスプローラー・サイトエクスプローラー・競合分析の3つを使います。
Ahrefsの数字の多くは、Ahrefsが推定・算出した値です。キーワード難易度には、あなたのサイトの強さは入っていません。
候補と数字がそろったら、上位10件を開いて、書くかどうかを決めてください。
よくある質問
Ahrefsは何と読みますか。
エイチレフスと読みます。公式サイトの題にも「Ahrefs エイチレフス」と書かれています。
Ahrefsでは何ができますか。
自分と競合のサイトの被リンク・検索流入・キーワードを調べられます。公式の日本語ブログでは、サイトエクスプローラー・キーワードエクスプローラー・競合分析などの主な機能を「コアツール」と呼んでいます。使える機能はプランによって異なります。
キーワード選定では、Ahrefsのどのツールを使いますか。
キーワードエクスプローラー・サイトエクスプローラー・競合分析の3つです。候補を広げて検索数を見るのがキーワードエクスプローラー、競合が順位を取っている語を見るのがサイトエクスプローラー、自分にだけ足りない語を探すのが競合分析です。
Ahrefsのキーワード難易度は、何をもとにした数字ですか。
公式の説明では、上位10件に入っているページが持つ参照ドメインの数から算出しています。0〜100の数字で、上位10件に入る見込みを表します。あなたのサイトの強さは計算に入っていないので、書けるかどうかは上位10件と自分のサイトを比べて決めます。
Ahrefsは無料で使えますか。
無料で使える範囲があります。公式のよくある質問では、無料版は所有権を証明した自分のサイトに限られ、競合サイトの分析とキーワードエクスプローラーには有料プランが要ると説明されています。条件は変わることがあるので、公式のページで確かめてください。
集めたキーワードリストを貼るだけで、検索上位10件とあなたのサイトを比較し、1ページ目に入れる可能性(勝算度)を◎○△×で判定します。
無料ではじめる — 登録特典3クレジット