カテルキーワード

ラッコキーワードの見出し抽出|上位20件の平均から外すもの

ブログ運営者:三橋竜彰 /

濃紺の地に「ラッコキーワードの見出し抽出」と白い太字で大きく置いたアイキャッチ。左上に薄い緑でカテゴリ名「ツール・AI時代」、左下に薄い灰色でサイトのドメインが並び、左端に薄い緑の細い縦帯が上下いっぱいに通る。図やイラストはない。

「ラッコキーワードの見出し抽出って、結果のどこを見ればいいの?」

「上位の平均文字数が1万字。そこまで書かないといけないのかな……」

「上位の見出しをまねたら、どこかで見た記事になりそう」

そう感じている人に向けた記事です。

先に答えを書きます。見出し抽出は、ある語の検索上位20ページの見出しと文字数を、一度に並べて見せる機能です。

ただし、平均の数字は、そのまま読まないほうが安全です。当サイトで「キーワード選定」を調べたところ、平均文字数は10,199字でしたが、20件の中に動画のページと同じページの重複がありました。

2件を外すと、平均は10,968字に変わりました。

この記事では以下の3つを解説します。

  1. 見出し抽出で分かることと、画面の見方
  2. 平均の数字を読む前に、外したほうがよいページ
  3. 上位の見出しを、記事の構成にそのまま写さない理由

読み終えると、見出し抽出の結果から何を読み取ればよいかが分かります。

見出し抽出は、上位20ページの見出しと文字数を並べる機能です

見出し抽出は、ある語でGoogleの検索上位に入っている20ページの見出しを、まとめて取り出す機能です。ページごとの見出し数と文字数に加えて、20ページの平均も表示されます。

公式のマニュアルは、上位ページの見出しから、その語で検索する読者が求めている内容をつかむ使い方を案内しています。

2026年10月10日に開いた画面では、次のものが並んでいました。

場所表示されるもの
画面の上平均見出し数・平均文字数(いちばん少ないページと多いページの字数)
絞り込み「見出し5件未満除外」「文字数1,000未満除外」と、表示する見出しの階層(H1〜H6)
表の各行順位・タイトルとURL・見出し数・文字数・除外のチェック
行の中そのページの説明文と、見出しの一覧

見出しの階層は、はじめはH1〜H4にチェックが入り、H5とH6は外れていました。

文字数を数えている範囲は、ページのbodyタグの中です。公式のQ&Aによると、HTMLのタグ・コメント・空白・リンクが密集した部分を除いて数えています。

そのため、記事の本文だけを数えた字数ではない点に注意しましょう。

ラッコキーワードのほかの機能を含む基本的な使い方は、ラッコキーワードの使い方と無料の範囲にまとめました。キーワード選定ツールを役割ごとに組み合わせる考え方は、キーワード選定ツールのおすすめ構成で整理しています。

平均の数字を読む前に、記事ではないページと重複を外します

平均の数字を読む前に、記事ではないページと、同じページの重複を外します。平均には、記事として比べる意味のないページも数に入っているからです。

当サイトが2026年10月10日に「キーワード選定」で見出し抽出を使ったところ、結果は次のとおりでした。

見たもの結果
20件そのままの平均見出し37.75・10,199字(94〜20,616字)
10位YouTubeの動画のページ。見出し0・94字
9位と14位同じURLのページ
動画の行を除外したあと見出し39.74・10,731字(2,864〜20,616字)
重複の14位も除外したあと見出し39.39・10,968字

除外のチェックは、表の右端にあります。画面の説明には「チェックすると集計対象・出力対象から外れます。」と書かれていました。

外したのは20件のうち2件だけですが、平均文字数は769字変わりました。平均は、記事ではないページが1件混ざるだけで動きます。

外す候補は、次の3つです。

  • 動画・SNS・商品のページなど、記事ではないページ
  • 同じURLが2回出ているページ
  • 見出しや字数が極端に少ないページ(「見出し5件未満除外」「文字数1,000未満除外」で外せる)

見出しの一覧には、記事の外の見出しが混ざることもあります。当サイトの例では、19位のページで、会社名がH1として並んでいました。

見出しの数を比べるときは、行を開いて中身も見ておきましょう。

平均の文字数は、書く量の目標ではなく目安です

平均の文字数は、書く量の目標ではなく目安として読みます。公式のマニュアルも、見出し数や文字数がSEOの評価に直結するわけではないとしています。

公式のマニュアルは同時に、上位のページと同じくらい以上の見出し数・文字数を意識しようとも書いています。上位が読者の知りたいことを盛り込んだ結果、その量になっている可能性が高い、という考え方です。

当サイトは、平均の1つの数字より、記事だけの幅を見ることをすすめます。字数は、答えている問いの数の結果として増えるもので、字数を先に決めると水増しになりがちです。

幅を見るときは、外したあとの最小と最大を使います。上の例なら、記事として残ったページの字数は2,864〜20,616字でした。

その幅の中で、字数の少ないページがどの問いに答えているかを見ると、記事に欠かせない問いが分かります。字数の多いページにしかない問いは、足すかどうかを自分の記事の角度で決めます。

上位の見出しは、写すのではなく、答えている問いを数えるのに使います

上位の見出しは、そのまま写すのではなく、上位が共通して答えている問いを数えるのに使います。写すと、上位と同じ中身の記事が1本増えるだけになるからです。

見出しの一覧は、次の4つの手順で読みます。

  1. 上位の多くのページが扱っている問いに、印を付ける
  2. 上位の1〜2ページだけが扱っている問いを、別に控える
  3. 上位のどのページも扱っていない問いがないかを、「他の人はこちらも質問」などで探す
  4. 1を押さえたうえで、2と3から自分の記事の角度を決める

公式のマニュアルも、見出し抽出だけでは見つからない読者の悩みを探すときに、「潜在的な検索キーワード/質問(LSI/PAA)」をあわせて使う方法を案内しています。

上位のページに多く出てくる語を見たいときは、見出しではなく共起語を使います。共起語の扱い方は、共起語とは何かと、記事での使い方にまとめました。

見出し抽出は、APIからも呼び出せます。プログラムやスプレッドシートから使う方法は、ラッコキーワードのAPIでできることで扱っています。

見出しを読む前に、その語で記事が上位に入れるかを確かめます

見出しを読み込む前に、その語で記事が上位に入れるかを確かめます。見出し抽出は書くと決めた語の中身を調べる道具で、その語を書くかどうかは別の工程で決めるからです。

上に挙げた「キーワード選定」の上位20件は、多くが企業の運営するサイトでした。上位にどんなサイトが並んでいるかによって、記事で入れる余地は変わります。

上位10件の見方は、書く前に検索1ページ目に入れるかを知る方法にまとめています。

運営者が開発しているカテルキーワードは、この工程を受け持つ道具です。貼り付けた語ごとに上位10件を実査し、記事の土俵があるか、上位に弱いページがあるかを判定します。

まとめ

見出し抽出は、ある語の検索上位20ページの見出しと文字数を、一度に並べて見せる機能です。平均の数字を読む前に、動画などの記事ではないページと、同じページの重複を外しましょう。

当サイトの例では、20件のうち2件を外すだけで、平均文字数は10,199字から10,968字に変わりました。平均は目標ではなく、記事として残ったページの幅を見る目安です。

上位の見出しは写さず、上位が共通して答えている問いを数えるのに使ってください。

よくある質問

ラッコキーワードの見出し抽出とは何ですか。

ある語でGoogleの検索上位に入っている20ページの見出しを、まとめて取り出す機能です。ページごとの見出し数と文字数に加えて、20ページの平均も表示されます。

見出し抽出の平均文字数と同じくらい書けばよいですか。

平均は目標ではなく目安として読みます。平均には動画のページや同じページの重複も入るので、外してから見ます。当サイトの例では、20件のうち2件を外すだけで、平均文字数は10,199字から10,968字に変わりました。

見出し抽出の文字数は、何を数えていますか。

公式のQ&Aによると、ページのbodyタグの中から、HTMLのタグ・コメント・空白・リンクが密集した部分を除いて数えています。記事の本文だけを数えた字数ではありません。

上位の見出しを、そのまま自分の記事に使ってもよいですか。

そのまま写すと、上位と同じ中身の記事が1本増えるだけになります。見出しは、上位が共通して答えている問いを数えるのに使い、上位のどのページも扱っていない問いから、自分の記事の角度を決めます。

見出し抽出で、平均から外すページはどう選びますか。

動画・SNS・商品のページなど記事ではないページと、同じURLが2回出ているページを、表の右端の除外のチェックで外します。見出しや字数が極端に少ないページは、「見出し5件未満除外」「文字数1,000未満除外」でも外せます。

集めたキーワードリストを貼るだけで、検索上位10件とあなたのサイトを比較し、1ページ目に入れる可能性(勝算度)を◎○△×で判定します。

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