カテルキーワード

ラッコキーワードのAPIでできること|使ってよい範囲と始め方

ブログ運営者:三橋竜彰 /

濃紺の地に「ラッコキーワードのAPIでできること」と白い太字で大きく置いたアイキャッチ。左上に薄い緑でカテゴリ名「ツール・AI時代」、左下に薄い灰色でサイトのドメインが並び、左端に薄い緑の細い縦帯が上下いっぱいに通る。図やイラストはない。

「ラッコキーワードのAPIで、キーワード調査を自動にできるの?」

「APIを使うには、どのプランを契約すればいいんだろう……」

「APIで取ったデータを、クライアントへのレポートに使ってもいいのかな」

そう思って調べている人に向けた記事です。

先に答えを書きます。ラッコキーワードのAPIは、画面で使う調査機能の多くを、プログラムやスプレッドシートから呼び出す仕組みです。

公式のAPIドキュメントでは、APIは有料プランのうちスタンダードプラン以上の契約で使えて、APIキーは最大5個まで発行できると案内されています。

この記事では以下の3つを解説します。

  1. ラッコキーワードのAPIで取れるデータと、取れないもの
  2. 使い始めるまでの手順と、公式のガイドラインで決まる使ってよい範囲
  3. APIで集めた語を、書く語に絞るまでの手順

読み終えると、APIを入れるかどうかと、入れたあとの使い道が分かります。

ラッコキーワードのAPIは、画面の調査機能をプログラムから呼ぶ仕組みです

ラッコキーワードのAPIは、Webの画面で使う調査機能を、プログラムやスプレッドシートから呼び出すための仕組みです。画面で1語ずつ調べていた作業を、まとめて自動で回せます。

公式のトップページでは、APIでキーワード調査や競合分析などの作業を自動にでき、n8nのようなノーコードの道具ともつなげられると案内されています。

APIとは別に、AIに直接つなぐ「MCP」という入口もあります。MCPを設定すると、ClaudeやChatGPTなどのAIが、ラッコキーワードの機能を自分で選んで使えるようになります。

入口何から使うか向いている使い方
APIスプレッドシート・自作のプログラム・ノーコードの道具決まった手順を、定期的に回す
MCPClaudeやChatGPTなどのAIやりたいことを言葉で頼み、使う機能はAIに選ばせる

MCPを使えるプランは、APIと同じではありません。どちらを使うかを決めたら、公式の料金ページで、いまの契約で使えるかを確かめてください。

ラッコキーワードの画面での基本的な使い方は、ラッコキーワードの使い方と無料の範囲にまとめています。キーワード選定ツールを役割ごとに組み合わせる考え方は、キーワード選定ツールのおすすめ構成で整理しました。

APIで取れるデータは、サジェストから検索順位まで並んでいます

APIで取れるデータは、公式のAPIドキュメントに一覧で載っています。2026年10月10日に確かめた一覧を、用途で分けると次のとおりです。

用途APIで呼べる機能
語を広げるサジェストキーワード・関連キーワード・潜在的な検索キーワード/質問(LSI/PAA)・よくある質問検索・同時ランクインキーワード・語彙検索
検索数を測る一括キーワード調査(月間検索数・SEO難易度など)
上位のページを読む見出し抽出・共起語・集客コンテンツ検索
サイトを調べる獲得キーワード調査・一括サイト調査・サイト検索
順位を追う検索順位チェック

一括キーワード調査と検索順位チェックは、結果がすぐには返りません。調査を申し込み、処理が終わったかを確かめてから、結果を受け取る3段階の作りです。

公式のドキュメントでは、一括キーワード調査は通常10秒程度で終わると案内されています。ただし、SEO難易度もあわせて取ると、最大60分程度かかることがあります。

画面でできることが、すべてAPIでできるわけではありません。公式のAI連携ガイドには、記事タイトルや見出しの生成のような作成の補助機能と、類語・同義語などは、APIとMCPから使えないと書かれています。

使い始めるまでの手順は3つです

APIを使い始めるまでの手順は3つです。公式のマニュアル「APIキーの発行方法・使い方」に沿うと、次の順になります。

  1. 契約管理ページの「ご利用中のプラン」で、いまのプランがAPIを使えるプランかを確かめる
  2. 契約管理ページからAPIキーを発行し、表示された直後にコピーして保管する
  3. 呼び出す側(スプレッドシート・自作のプログラム・AI)に、APIキーを設定する

旧プランのままでは、APIは使えません。公式のマニュアルでは、新しいプランへの変更が先に要ると案内されています。

APIキーを控え忘れたときは、もう一度発行すると新しいキーができます。発行できるキーは5件までです。

プログラムから呼ぶときは、APIキーを「X-API-Key」という名前のヘッダーに入れて送ります。公式のドキュメントの認証の欄に、この形が書かれています。

APIキーは、使える場所を絞って管理しましょう。公式のガイドラインは、IPアドレスによる制限を必須ではないものの推奨としていて、APIキーの設定画面から許可するアドレスを登録できます。

使った分は「クレジット」として減り、契約管理ページのクレジット消費履歴で確かめられます。クレジットが足りないときはエラー(402)が返り、やり直しても解消しません。

AIからAPIを使うときは、1回に渡す語の数にも気をつけます。公式のマニュアルによると、一括キーワード調査に多くの語を一度に登録すると、AIの側の処理時間の制限で止まることがあります。

その場合は、1回あたりの語を減らして試します。

使ってよい範囲は、公式のガイドラインで決まっています

APIで取ったデータをどこまで使ってよいかは、公式の「API利用ガイドライン」で線が引かれています。分かれ目は、そのデータを誰に向けて使うかです。

使い方ガイドラインでの扱い
自社のSEO・マーケティング・分析に使う事前の相談も報告も要らない
自社で分析・加工したレポートを、特定のクライアントに出す問題ない(多数のクライアントへ自動で配るサービスにするなら、事前に相談)
クライアント自身のAPIキーを、自社の道具に設定して使ってもらう問題ない
自社の1つのAPIキーで、第三者向けの機能やサービスとして出す事前の相談と、個別のライセンス契約が要る

ブログを自分で運営していて、自分のサイトの語を調べるだけなら、1行目に当たります。ほかの人に向けた道具やサービスに組み込むときは、4行目に当たらないかを先に確かめてください。

ガイドラインには、ほかに次の3つのお願いも書かれています。

  • APIキーを転売・貸与したり、不特定多数で共有したりしない
  • アカウントごとのレート制限を、複数のアカウントで避けない
  • 公式と提携しているように見える形で、ラッコキーワードの名前やロゴを出さない

APIで集めた語は、上位10件を見てから書く語にします

APIで集めた語は、上位10件を開いてから、書くかどうかを決めます。APIを使うと語の数と検索数を測る速さは大きく伸びますが、どの語を書くかは、APIの数字だけでは決まらないからです。

検索数とSEO難易度は、その語の性質を表す数字です。あなたのサイトがその語で読まれる位置まで届くかは、いまの上位10件を開かないと分かりません。

APIで集めた語は、次の4つの手順で絞ります。

  1. サジェストや関連キーワードで、候補の語を広げる
  2. 一括キーワード調査で検索数を測り、値が返らない語は保留にする
  3. 残った語の上位10件を開き、記事が並んでいるか、自分のサイトが入れる余地があるかを見る
  4. 上位10件の多くが同じ語は、1本の記事にまとめる

検索数の読み方は、検索ボリュームの調べ方で扱いました。3つ目の上位10件の見方は、書く前に検索1ページ目に入れるかを知る方法にまとめています。

3つ目は、APIで語が増えるほど手が回らなくなる工程です。

運営者が開発しているカテルキーワードは、この工程を受け持つ道具です。貼り付けた語ごとに上位10件を実査して、記事の土俵があるかどうかを判定します。

ひとつ断っておくと、この道具はキーワードを集めません。集めるのはラッコキーワードのような道具の仕事で、その後の絞り込みを引き受けます。

まとめ

ラッコキーワードのAPIは、画面で使う調査機能の多くを、プログラムやスプレッドシートから呼び出す仕組みです。公式の案内では、有料プランのうちスタンダードプラン以上の契約で使えます。

使い始めるには、プランを確かめ、契約管理ページでAPIキーを発行し、呼び出す側に設定します。取ったデータを自社のSEOや分析に使うのは問題ありませんが、第三者向けのサービスに組み込むときは、公式のガイドラインで事前の相談が求められています。

APIで集めた語は、検索数を測ったあと、上位10件を開いてから書く語にしてください。

よくある質問

ラッコキーワードのAPIは無料で使えますか。

無料のプランでは使えません。公式のAPIドキュメントでは、有料プランのうちスタンダードプラン以上の契約で使えると案内されています。条件は変わることがあるので、使う前に公式の料金ページで確かめてください。

ラッコキーワードのAPIでは、何ができますか。

サジェストキーワード・関連キーワード・一括キーワード調査・見出し抽出・獲得キーワード調査・検索順位チェックなど、画面で使う調査機能の多くを、プログラムやスプレッドシートから呼び出せます。ただし、記事タイトルや見出しの生成のような作成の補助機能は、APIから使えません。

APIで取ったデータを、クライアントへのレポートに使ってもよいですか。

公式のAPI利用ガイドラインでは、自社で分析・加工したレポートを特定のクライアントに出すのは問題ないとされています。ただし、自社の1つのAPIキーで第三者向けの機能やサービスとして提供する場合は、事前の相談と個別のライセンス契約が要ります。

APIとMCPは、何が違いますか。

APIは、スプレッドシートや自作のプログラムから決まった手順で呼び出す入口です。MCPは、ClaudeやChatGPTなどのAIにつなぐ入口で、AIが使う機能を自分で選びます。使えるプランも同じではないので、公式の料金ページで確かめてください。

APIで集めたキーワードは、そのまま書いてよいですか。

書く前に、検索数と上位10件を確かめてください。検索数とSEO難易度は語の性質を表す数字で、あなたのサイトがその語で読まれる位置まで届くかは、いまの上位10件を開かないと分かりません。上位10件の多くが同じ語は、1本の記事にまとめます。

集めたキーワードリストを貼るだけで、検索上位10件とあなたのサイトを比較し、1ページ目に入れる可能性(勝算度)を◎○△×で判定します。

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