「ツールで調べたら、検索ボリュームが0と出た」
「0ということは、誰も検索していないのだから、書いても読まれないのでは」
「それでも、そのキーワードを探している人はいる気がして、書くか迷っている」
そんな迷いに向けた記事です。
先に答えを書きます。検索ボリュームが0と出ても、誰も検索していないとは限りません。書いてよいかは、数字より先に、上位10件の中身で決めます。
この記事では以下の3つを解説します。
- 検索ボリュームの0・空欄・範囲表示の意味の違い
- 0の語で書いてよいかを決める3つの確認
- 書くと決めたときに気をつけること
読み終えると、0と出た語を、書くか見送るかを自分で決める材料がそろいます。
なお、ツールの数字の定め方は変わることがあります。数字の意味は、提供元のヘルプで確かめてください。
検索ボリューム0と出ても、誰も検索していないとは限りません
検索ボリュームが0と出ても、誰も検索していないとは限りません。ツールが出す数字は、そのツールの概数だからです。
Google 広告のキーワードプランナーのヘルプには、検索ボリュームのデータは概数だと書かれています。月間平均検索ボリュームは、指定した期間と地域で、キーワードとその類似パターンが検索された平均回数です。
初期の設定では、12か月間の平均が表示されます。
つまり、数字は、ある期間と地域の平均の見積もりです。1回ごとの検索を数えた値ではありません。
数字の表示は、0だけではありません。0・空欄・範囲の3つで、意味が違います。
| 表示 | 読み方 |
|---|---|
| 0 | そのツールの見積もりが0です。検索されていないとは言い切れません |
| 空欄・エラー | 数字が出せていません。0とは別のものです |
| 範囲(100〜1,000 など) | 数字が幅で出ています。広告を出していないアカウントで起きます |
空欄・エラーの行は、キーワードプランナーの仕様です。ヘルプには、検索ボリュームが非常に少ないキーワードは、検出と予測の対象にならないと書かれています。その場合は、エラーメッセージが表示されます。
範囲表示の理由は、キーワードプランナーの使い方に書きました。
0・空欄・範囲は、意味が違います。1つの「0」にまとめません。では、数字が0のとき、何を見て決めるのでしょうか。
検索ボリューム0の語で書いてよいかは、3つの確認で決めます
検索ボリューム0の語で書いてよいかは、3つの確認で決めます。上位10件の中身、読む人がいそうか、書く材料があるか、の3つです。
| 確認 | 書いてよいとき | 見送るとき |
|---|---|---|
| 上位10件の中身 | 記事が並び、入る余地がある | 公式サイトや製品ページだけで埋まっている |
| 読む人がいそうか | 自分のブログの読者が、次に思う問いと言える | 誰の問いか、言えない |
| 書く材料があるか | その語について、自分がやったことを1行で書ける | 1行目が書けない |
1つ目は、数字を見ずに、検索結果を開いて決めます。上位10件の見方は、検索1ページ目に入れるかを書く前に知る方法にまとめています。
2つ目は、数字以外の材料で見ます。検索窓に出る予測入力の候補には、Google でこれまでに行われた実際の検索が反映されます。その語に近い候補が出るかどうかは、材料の1つです。予測入力については、サジェストとはで扱っています。
3つ目は、書き始めてから手が止まらないための確認です。1行目が書けない語は、順番を後ろに回します。
3つの確認が通るなら、数字が0でも、書く価値はあります。3つのどれかが通らない語は、数字が大きくても見送ります。
検索ボリュームが少ない語との違いは、「測れているか」です
検索ボリュームが少ない語は、数字が出ていて、その数字が小さい語です。0は、数字が0と出ている語です。空欄は、数字が出ていない語です。
少ない語の判断は、検索ボリュームが少ないキーワードは書くべきかで扱っています。そこでは、検索数と、上位10件に入れる見込みを掛け合わせて決めています。
0と空欄の語も、考え方は同じです。ただし、先に確かめることが1つ増えます。数字が、測れた結果なのか、測れなかった結果なのかです。
測れていない語は、別のツールで測り直すか、数字を使わずに3つの確認で決めます。
調べ方そのものは、検索ボリュームの調べ方にまとめています。
書くと決めた語は、読まれると決まったわけではありません
3つの確認が通っても、読まれると決まったわけではありません。公開したあとに、結果を確かめます。
Search Console は、Google が無料で提供している、検索での表示を確かめる道具です。その表示回数で、その語で検索結果に表示されたかを確かめます。表示されていないなら、選んだ語を確かめ直します。
記事の書き方は、同じ運営者が運営するヒトリデニで扱っています。公開したあとの数字の読み方は、週報AIのほうがくわしいです。
書く前・書く・書いた後で見るものは違います。この記事の範囲は、書く前までです。
まとめ
検索ボリューム0と出ても、誰も検索していないとは限りません。数字は概数で、0・空欄・範囲は意味が違います。
書いてよいかは、上位10件の中身、読む人がいそうか、書く材料があるか、の3つで決めます。3つが通るなら、数字が0でも書く価値はあります。
まず、0と出た語を1つ選んで、上位10件を開いてみてください。
よくある質問
検索ボリューム0の語は、書いても読まれませんか。
読まれないと決まるわけでも、読まれると決まるわけでもありません。0はツールの見積もりで、検索されていないとは言い切れません。上位10件の中身、読む人がいそうか、書く材料があるか、の3つを確かめて決めます。
検索ボリュームが0と空欄は、同じ意味ですか。
違います。0は、数字が0と出ている状態です。空欄やエラーは、数字が出せていない状態です。キーワードプランナーは、検索ボリュームが非常に少ないキーワードを検出と予測の対象にしないため、その場合はエラーメッセージが表示されます。
検索ボリュームが少ない語と0の語は、同じ扱いでよいですか。
考え方は同じです。数字の大小ではなく、上位10件に入る余地で決めます。0と空欄の語は、先に、数字が測れた結果なのか測れなかった結果なのかを確かめます。
0の語を書くとき、何を最初に確かめますか。
上位10件を開いて、記事が並んでいるかを確かめます。公式サイトや製品ページだけで埋まっているなら、見送ります。記事が並んでいて入る余地があれば、次に、読む人がいそうかと、書く材料があるかを確かめます。
集めたキーワードリストを貼るだけで、検索上位10件とあなたのサイトを比較し、1ページ目に入れる可能性(勝算度)を◎○△×で判定します。
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