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検索意図の調べ方|上位10件から読み取る4つの型

ブログ運営者:三橋竜彰

「検索意図の読み方」と大書きしたアイキャッチ。右に3本のレールが1つの扉へ収束する立体が立ち、黄みがかった温かみのある背景に上下の帯が入る。

「このキーワード、どういうつもりで検索されているんだろう」「自分の書きたい内容と、求められている内容がずれている気がする」。

キーワードを選ぶ段階でそう思ったことはありませんか。

集めた候補が100語あっても、そのうち意図を確かめてから着手する語は数語というのが実情で、多くは「なんとなく書けそう」で選ばれています。

しかし検索意図は、勘や経験で当てるものではありません。

検索エンジンはすでにその語への答えを10件並べており、そこに意図が表示されているからです。

この記事では、上位10件から検索意図を読み取る手順と、読み取った結果をどう選定に使うかを扱います。

候補は集まったのに、どれを書くべきか決めきれない人向けの内容です。

読み終えると、語を見た時点で「これは自分が書ける型か」を判断できるようになります。まずは候補の中から1語選んで、実際に検索してみてください。

検索意図は、推測ではなく検索結果から読む

検索意図とは、その語を打った人が何を求めているかのことです。確かめる方法は2つあり、主になるのは1つ目です。その語で実際に検索して、上位10件が何を答えているかを見る。

理由は単純で、検索エンジンは膨大な行動データをもとに「この語に対してはこの答えが求められている」という判断をすでに下しているからです。上位10件はその判断の出力です。自分の推測と食い違ったら、間違っているのは推測のほうです。

見るときに確認するのは、以下の3点です。

  • 並んでいるページの種類:解説記事なのか、ツールなのか、商品ページなのか
  • タイトルに共通して入っている言葉:「とは」「おすすめ」「比較」「やり方」など
  • 1位のページが最初に答えていること:本文の冒頭で何を提示しているか

この3点が揃えば、その語がどの型に属するかはほぼ確定します。次はその型の中身を見ていきます。

サジェストと関連キーワードで解像度を上げる

上位10件で型が分かったあと、もう一段細かく見たいときに使うのが2つ目の方法です。一緒に検索されている語を見ると、読者が同時に抱えている疑問が分かります。

「SEOコンサル」で調べると「相場」「大手」「比較」といった語が並びます。これは、その語を打つ人の多くが料金と比較を気にしているという意味です。上位10件が「どう答えるか」を教えるのに対し、こちらは「何を一緒に知りたがっているか」を教えます。

読み取りに使うのは、以下の2つで足ります。

  • サジェスト:検索窓に出る候補。母数が多く、需要の中心が分かる
  • 関連キーワード:検索結果の下に出る語。周辺の疑問が分かる

集め方そのものはサジェスト・関連・再検索キーワードの違いで扱っているので、ここでは意図を読む用途に絞りました。ただしこの方法だけでは型は決まりません。型を決めるのは、あくまで上位10件のほうです。

上位10件から読み取る4つの型

読み取った結果は、大きく4つの型に収まります。型が分かれば、書くべき記事の形も決まります。

上位に並ぶもの読者が求めていること
知りたい解説記事・辞書的なページ意味・仕組みの理解
やり方を知りたい手順記事・チュートリアル手順どおりに実行すること
選びたい比較記事・ランキング選択肢の絞り込み
買いたい・使いたい商品ページ・公式サイト申し込み・ダウンロード

同じ語族でも型は変わります。「キーワード選定」は知りたい型ですが、「キーワード選定 ツール」は選びたい型で、上位には比較記事が並びます。語尾がひとつ変わるだけで、求められている記事の形が変わります。

型を取り違えると、内容が正しくても順位が付きません。選びたい型の語に解説記事をぶつけても、読者が求めているものと違うからです。

型が単純に決まらない語もあるので、次はそれを扱います。

型が混ざっている語をどう扱うか

上位10件を見ると、解説記事と商品ページが半々で並んでいることがあります。これは検索エンジンが「この語には2種類の意図がある」と判断している状態です。

判断の目安は、以下の2つです。

  • どちらかが7件以上を占める:多数派の型に寄せて書く
  • 半々に近い:多数派の型を主にしつつ、もう一方に1セクションだけ触れる

混在している語は、どちらの型で書いても中途半端になりやすく、候補が他にあるなら後回しにするのが現実的です。

もうひとつ、似た語同士の関係も確認しておく必要があります。2語の上位が重なるなら1本にまとめる判断になり、その見分け方はキーワードのグルーピングで扱っています。

意図を読んだあと、書くかどうかを決める

型が分かっても、それだけでは着手できません。意図が読めたことと、その語で勝てることは別の話です。

意図の見極めで分かるのは「どういう記事を書けばよいか」までで、「その記事が1ページ目に入れるか」は上位10件の強さを見ないと分かりません。ここを飛ばして検索数の多い順に着手すると、書き方は合っているのに届かない、という結果になります。

順序としては、以下のとおりです。

  1. 意図を読む:どの型か、書くべき記事の形は何か
  2. 勝算を見る:上位10件が自分のサイトで越えられる相手か
  3. 着手を決める:型が合っていて、かつ勝算があるものから書く

上位の強さの見積もり方は検索1ページ目に入れるかを書く前に知る方法にまとめてあります。選定全体の流れの中でこの工程がどこに入るかはブログのキーワード選定のやり方を参照してください。

運営者が開発しているカテルキーワードは、この2段目だけを担当する道具です。語を貼り付けると上位10件を実査し、あなたのサイトの強さと比べて勝算度を返します。意図の読み取りそのものは、この記事の手順どおり自分の目で検索結果を見るのが早道です。

なお、読み取った意図に沿って本文をどう構成するか(見出しの立て方、答えの置き方)は、書く工程の話になるためこの記事では扱いません。ここで決めるのは、どの語で書くかまでです。

よくある質問

検索意図はどうやって調べますか。

主な方法は、その語で実際に検索して上位10件が何を答えているかを見ることです。並んでいるページの種類、タイトルに共通して入っている言葉、1位のページが冒頭で答えていることの3点を確認すれば型はほぼ確定します。補助としてサジェストや関連キーワードを見ると、読者が同時に抱えている疑問まで分かります。

検索意図にはどんな種類がありますか。

大きく4つです。意味や仕組みを知りたい型、やり方を知りたい型、選びたい型、買いたい・使いたい型に分かれます。上位に解説記事が並べば知りたい型、比較記事が並べば選びたい型、商品ページが並べば買いたい型と読み取れます。

同じキーワードでも意図が変わることはありますか。

あります。語尾がひとつ変わるだけで型が変わります。たとえば「キーワード選定」は知りたい型ですが、「キーワード選定 ツール」は選びたい型で、上位には比較記事が並びます。語族が同じでも型は個別に確かめてください。

上位に複数の型が混ざっている場合はどうしますか。

どちらかが7件以上を占めていれば、その多数派の型に寄せて書きます。半々に近い場合は多数派を主にしつつ、もう一方に1セクションだけ触れます。混在している語はどちらで書いても中途半端になりやすいので、候補が他にあるなら後回しが現実的です。

検索意図が分かれば上位表示できますか。

意図が読めたことと、その語で勝てることは別です。意図の見極めで分かるのは書くべき記事の形までで、1ページ目に入れるかどうかは上位10件の強さを別に見る必要があります。意図を読む、勝算を見る、着手を決める、の順で進めてください。

集めたキーワードリストを貼るだけで、検索上位10件とあなたのサイトを比較し、1ページ目に入れる可能性(勝算度)を◎○△×で判定します。

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