ラッコキーワードの使い方|無料の範囲と、集めた後にやること

ラッコキーワードは、ひとつの語を入れるだけで関連する語を大量に集められる道具です。使い方そのものは難しくありません。難しいのは、集まった数百語をどうするかのほうです。
この記事では、無料でできる範囲、検索ボリュームの見え方と限界、そして集めた後に何をするかを整理します。
ラッコキーワードは「集める」ための道具
キーワードまわりの作業は、集める・選ぶ・順位を追うの3工程に分かれます。ラッコキーワードはこのうち集める工程を担当します。
具体的には、検索窓に入力される候補(サジェスト)や、関連して調べられている語をまとめて取り出せます。ひとつの語から数百語が返ってくることも珍しくありません。
この道具の価値は網羅性にあり、集めた語のどれを書くべきかまでは教えてくれません。そこは別の工程の仕事です。工程の分け方はキーワード選定ツールのおすすめ構成に整理しました。
無料でできる範囲
ラッコキーワードには無料で使える範囲があり、候補の取得は無料の範囲でも行えます。一方で、取得できる回数や、機能ごとに使える条件が設けられています。
実務上の目安として、個人ブログが1サイト分のキーワードを洗い出すだけなら、無料の範囲で一周できることが多いです。足りなくなるのは、複数サイトを並行して扱う場合や、毎日のように取得を繰り返す場合です。
検索ボリュームの見え方と限界
「集めた語の検索数もここで見たい」と考える人は多いのですが、ここには2つ知っておきたいことがあります。
1. ボリュームの表示は条件つき
候補の取得と、その語の検索数を表示することは別の機能です。検索数の表示には条件が設けられているため、候補は無料で取れても数字は別扱いになることがあります。ここも条件が変わるので、公式で現在の扱いを確認してください。
2. 数字の出どころと丸め方は道具ごとに違う
同じ語でも、道具によって表示される検索数が食い違うことがあります。推定の仕方や丸め方が違うためで、どちらかが間違っているとは限りません。
複数の道具の数字を突き合わせて「正しい値」を決めようとするのは、あまり実りがありません。ひとつの道具に揃えて、その中での大小を見るほうが判断は安定します。数字の読み方は検索ボリュームの調べ方にまとめました。
集めた後に起きること
ここが本題です。ラッコキーワードで数百語を取り出すと、多くの人が次の状態になります。
- リストは手元にあるが、どれから書けばいいか分からない
- とりあえず検索数の多い順に並べてみたが、上位の語は明らかに競合が強そうに見える
- 数語だけ選んで書いてみたが、公開しても順位が付かない
集める工程が速くなるほど、選ぶ工程の詰まりがはっきり出てきます。数百語のリストは、絞り込みの手段とセットで初めて使える状態になります。
絞り方の順番は、まず重複と明らかに関係ない語を落とし、残った語について実際の検索結果を見ることです。上位10件を開き、どんなページが並んでいて、自分のサイトと比べてどうかを確かめます。手順は検索1ページ目に入れるかを書く前に知る方法にまとめてあります。
収集はラッコキーワード、書くかどうかの判断は別の工程
この2つを同じ道具でやろうとすると噛み合いません。目的が違うからです。
| 工程 | やること | 見ているもの |
|---|---|---|
| 収集 | 関連する語を漏れなく集める | サジェスト・関連語 |
| 判断 | 集めた語のどれを書くか決める | 実際の検索結果の中身 |
運営者が開発しているカテルキーワードは、後者だけを担当する道具です。集めたリストを貼り付けると、語ごとに検索結果の上位10件を取得し、あなたのサイトの強さと比べて勝算度を返します。
ひとつ断っておくと、この道具はキーワードを集めません。収集はラッコキーワードのような道具の仕事で、その後を引き受ける役割です。判定に使っているのは実際の検索結果で、検索数は見ていません。検索数の多い語ほど書くべき、という判断にはならないためです。
集める・絞る・選ぶという流れ全体はブログのキーワード選定のやり方にまとめてあります。
よくある質問
ラッコキーワードは無料で使えますか。
無料で使える範囲があり、関連する語の取得はその範囲でも行えます。一方で取得できる回数や、機能ごとに使える条件が設けられています。個人ブログが1サイト分のキーワードを洗い出すだけなら無料の範囲で一周できることが多いですが、条件はサービス側の判断で変わるため、現在の内容は公式のページで確認してください。
ラッコキーワードで検索ボリュームは見られますか。
候補の取得と検索数の表示は別の機能で、数字の表示には条件が設けられています。候補は取れても数字は別扱いになることがあります。扱いは変わるため、現在の条件は公式のページで確認してください。
道具によって検索数が違うのはなぜですか。
推定の仕方や数字の丸め方が道具ごとに違うためで、どちらかが間違っているとは限りません。複数の道具を突き合わせて正しい値を決めようとするより、ひとつの道具に揃えてその中での大小を見るほうが判断は安定します。
集めた数百語をどう絞ればよいですか。
まず重複と明らかに関係ない語を落とします。残った語については、実際に検索結果の上位10件を開き、どんなページが並んでいて自分のサイトと比べてどうかを確かめます。検索数の多い順に並べるだけでは、競合が強い語から書き始めることになりがちです。
検索数の多いキーワードから書けばよいのでしょうか。
検索数から分かるのは、その語を調べている人の多さだけです。自分のサイトでその語を書いたときに読まれる位置まで届くかどうかは分かりません。検索数と、書いて届くかどうかは別の軸なので、実際の検索結果を確かめる工程が別に必要になります。
集めたキーワードリストを貼るだけで、検索上位10件とあなたのサイトを比較し、1ページ目に入れる可能性(勝算度)を◎○△×で判定します。
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