カテルキーワード

キラーページとは|勝算が低くても用意するページの見分け方

ブログ運営者:三橋竜彰 /

濃紺の地に「キラーページとは」と白い太字で大きく置いたアイキャッチ。左上に薄い橙色でカテゴリ名「競合と勝ち目・難易度」、左下に白でサイトのドメインが並び、左端に薄い橙色の細い縦帯が上下いっぱいに通る。図やイラストはない。

「申し込みにつながりそうな語を見積もったら、どれも勝ち目が薄いと出た。書かないほうがいいのか」

「アクセスは増えてきたのに、申し込みも問い合わせも1件も来ない」

「キラーページという言葉を見かけたけれど、普通の記事と何が違うのか分からない」

先に答えを書きます。キラーページとは、申し込みや購入、問い合わせを受けるためのページのことです。収益記事とも呼ばれます。この種のページは、検索で上位を取るために作るものではありません。だから見積もりで勝ち目が薄いと出ても、候補から落とさずに別枠で用意します。

この記事では以下の3つを解説します。

  1. キラーページが、集客する記事と何が違うのか
  2. 見積もりの結果に関係なく用意する2種類のページ
  3. 候補の一覧から、受け皿にあたる語を抜き出す手順

書く前の見積もりそのものの手順はキーワード難易度の調べ方と限界にまとめてあります。この記事は、その見積もりの結果をそのまま採用・不採用に落としてはいけない場面の話です。

キラーページとは、読者を受け止めるページ

サイトの中のページは、役割で大きく2つに分かれます。

役割何のために作るか検索での位置
集客する記事検索から人を呼ぶ上位を狙う
キラーページ(収益記事)呼んだ人を受け止める上位は前提にしない

集客する記事は入口で、キラーページは出口です。入口だけをいくつ作っても、出口が無ければ読者はそのまま帰ります。

流れにすると3段になります。

  1. 勝ち目のある語で集客する記事を書き、検索から人を呼ぶ
  2. 集客する記事から内部リンクでキラーページへ送る
  3. キラーページで申し込みや購入につなげる

2段目があるので、キラーページは検索からの流入を自分で用意しなくても読者が届きます。上位を取ることが目的ではなく、送られてきた読者を受け止めることが目的のページです。

見積もると、たいてい低く出ます

キラーページが狙う語は、申し込みや購入に近い語です。この種の語は、同じものを売っている事業者が先に押さえていることがほとんどです。

上位10件を開くと、こういう顔ぶれになります。

  • 提供元の公式サイトと料金ページ
  • 同じ商材を扱う事業者のサービスページ
  • 大手の比較サイトやポータル

記事が入る隙間が見当たらないので、見積もりの結果は低く出ます。個人のサイトや立ち上げたばかりのサイトなら、なおさらです。

ここで判断を間違えやすいところがあります。見積もりが低いという結果は正しいのですが、その結果が答えているのは検索から人を呼べるかどうかだけです。そのページがサイトに要るかどうかには答えていません。

見積もりの数字が何を測っていて何を測っていないかは、難易度のスコアが答えている範囲で詳しく扱っています。

例外は2種類あります

見積もりの結果に関係なく用意するページは、2種類に整理できます。

1. 申し込みや購入に直結するページ

商品の申し込み、購入、問い合わせに直接つながるページです。これが無ければ、どれだけ人を呼んでも申し込みにはつながりません。上位に入れるかどうかとは切り離して用意します。

2. サイトの土台になるページ

検索からの流入が見込めなくても、来た読者の役に立つページです。サイトが何を扱っているかを示すページ、記事を読んだ人が次に知りたくなる基本の解説などがこれにあたります。

この2つに共通するのは、読者が検索から直接来ることを前提にしていないという点です。だから上位に入れるかどうかで決めません。

このサイトの32本を数えました

考え方の話だけでは形が見えないので、実際にどうなっているかを数えました。運営者がこのサイトのブログ記事を全部開いて、出口への導線がどこにあるかを数えたものです。

本数
ブログ記事32本
本文に製品ページへのリンクを持つ記事30本
持たない記事2本

本文に置ける製品ページへのリンクは、1記事につき1本までと決めてあります。リンクの文字も製品名で固定していて、記事ごとに言い換えられない形にしてあります。記事の中で何度も出口へ引っ張らないための制限です。

もう1つ数えました。ブログ記事の本文から、記事以外のページへ張られたリンクは0本でした。手順ページ、用途別のページ、よくある質問、どれにも本文からのリンクがありません。出口への導線は、記事の末尾と横に自動で出る共通の案内だけです。

記事には役割の印も付いています。32本の内訳は、クラスターの入口となるものが2本、各クラスターの受け皿となるものが4本、橋渡しが1本、残り25本が個別の記事です。受け皿にあたる4本も、申し込みを受けるページではなく、そのテーマの読者を集めて他の記事へ配る役割を持っています。

候補の一覧から、受け皿側の語を抜き出す

ここまでを手順にします。候補の語を見積もる前に、受け皿にあたる語を別の列に分けておきます。

  1. その語を打った人が、この先で申し込みや購入に進むかを見る。進まないなら集客する記事の候補です
  2. 上位10件を開いて、提供元の公式ページや料金ページで埋まっているかを見る。埋まっていれば、順位を狙う語ではありません
  3. 1と2の両方に当てはまった語を、別の列へ移す。この列は見積もりの低さで落とさず、受け皿として用意する対象にします

順位を狙う語と、受け皿にする語を、同じ列で比べないでください。役割が違うものを同じ数字で並べると、受け皿が毎回いちばん下に沈みます。

2で見るものは、他の検索を見積もるときと同じです。上位が記事の土俵になっているか、入り込む隙間があるか。見方は検索1ページ目に入れるかの見積もりにまとめてあります。

順番を間違えると、手が止まります

分けたあと、どちらから書くかという問題が残ります。

受け皿から先に作りたくなりますが、先に作っても読者は来ません。受け皿には検索からの流入が無いので、送り込む側の記事が無いあいだは誰にも読まれないページとして置かれ続けます。

受け皿を先に作ると、書いたのに読まれない状態が長く続き、手が止まりやすくなります。

順番としては、集客する記事を数本作って検索からの流入が動き出してから、受け皿を用意して内部リンクでつなぐほうが進みます。どの語から書くかの決め方はキーワードの優先順位の付け方にまとめました。

つなぎ方そのものは選定の外の話になりますが、送り込む側の記事は、受け皿と話題が地続きの語で書いておくほうがつながります。細かい語で入口を増やす考え方はロングテールキーワードの狙い方で扱っています。

候補が増えると、1語ずつ開けなくなります

ここまでの手順は、語が数個なら短時間で終わります。重くなるのは候補が増えたときで、50語あれば50語ぶんの上位10件を開いて、受け皿側かどうかを見ることになります。

運営者が開発しているカテルキーワードは、貼り付けた語ごとに上位10件を実査して、記事の土俵があるかどうかを判定します。判定の根拠を開くと上位10件のドメインと種別が並ぶので、提供元の公式ページで埋まっている語かどうかをその場で確かめられます。

ただし道具が返すのは、検索から人を呼べるかどうかまでです。そのページがサイトに要るかどうかは、サイトを作っている人にしか決められません。低く出た語を落とすか受け皿に回すかは、判定の外にある判断です。

選定全体の流れの中でこの振り分けがどこに入るかは、ブログのキーワード選定のやり方にまとめています。

まとめ

キラーページとは、申し込みや購入、問い合わせを受けるためのページです。収益記事とも呼ばれます。検索から人を呼ぶ集客する記事が入口で、キラーページは出口にあたります。

この種の語を見積もると、たいてい勝ち目は低く出ます。上位が提供元の公式ページや同業のサービスページで埋まっているためです。その結果自体は正しいのですが、答えているのは検索から人を呼べるかどうかまでで、そのページがサイトに要るかどうかには答えていません。

例外は2種類あります。申し込みや購入に直結するページと、サイトの土台になるページです。どちらも読者が検索から直接来ることを前提にしていないので、上位に入れるかどうかで決めません。

候補の一覧では、順位を狙う語と受け皿にする語を別の列に分けます。同じ列で数字を比べると、受け皿が毎回いちばん下に沈みます。分けたあとは集客する記事を先に書き、流入が動き出してから受け皿をつなぐ順番が進みやすくなります。

よくある質問

キラーページとは何ですか。

申し込みや購入、問い合わせを受けるためのページのことです。収益記事とも呼ばれます。検索から人を呼ぶ集客する記事が入口だとすると、キラーページは出口にあたります。集客する記事から内部リンクで読者を送り込む前提で作るため、そのページ自体が検索で上位を取ることは前提にしません。

勝ち目の見積もりが低いキーワードは、書かないほうがよいのではありませんか。

集客する記事の候補なら、低い語を外す判断は妥当です。ただし申し込みや購入に直結する語は別枠です。見積もりが答えているのは検索から人を呼べるかどうかまでで、そのページがサイトに要るかどうかには答えていません。出口にあたるページを落とすと、読んだ人の行き先が無いサイトになります。

キラーページと集客する記事は、どう見分ければよいですか。

2つを順に見ます。第一に、その語を打った人がこの先で申し込みや購入に進むかどうか。第二に、上位10件が提供元の公式ページや料金ページで埋まっているかどうか。両方に当てはまる語は受け皿の側なので、順位を狙う語とは別の列に分けてください。

キラーページから先に作ってもよいですか。

順番としては集客する記事を先にするほうが進みます。受け皿には検索からの流入が無いため、送り込む側の記事が無いあいだは読まれないページとして置かれ続けるためです。集客する記事を数本作って流入が動き出してから、受け皿を用意して内部リンクでつなぐ形をおすすめします。

キラーページはブログ記事として作るものですか。

記事の形とは限りません。運営者のサイトでは、ブログ記事32本はすべて集客する側で、申し込みを受けるページは記事の外に置いてあります。商材や体制によって置き場所は変わるので、記事にするか独立したページにするかは、読者が受け止められる形かどうかで決めてください。

集めたキーワードリストを貼るだけで、検索上位10件とあなたのサイトを比較し、1ページ目に入れる可能性(勝算度)を◎○△×で判定します。

無料ではじめる — 登録特典3クレジット