個人ブログは検索上位に入れないのか|「勝てる場所」の見つけ方

書いても書いても検索順位が上がらないと、「個人ブログではもう無理なのでは」と思えてきます。実際、上位が企業サイトで埋まっている検索は増えました。
ただ、それは検索の種類による話です。この記事では、なぜ入れない検索があるのかを整理したうえで、個人ブログにとってどこが現実的な場所なのかを見ていきます。確認の手順そのものは検索1ページ目に入れるかを書く前に知る方法に譲り、ここでは場所の話に絞ります。
上位に出ないときに起きていること
原因は大きく3つですが、多くの場合は3つ目です。
1. その検索が、記事の土俵ではない
検索によっては、上位10件が公式サイト・サービスページ・商品ページで埋まっています。ここに記事を出しても、そもそも入る枠がありません。入れないのは記事の質のせいではなく、土俵が違うからです。
2. サイトの強さの差
同じくらいの品質の記事なら、運営歴が長く外部からリンクを集めているサイトのほうが有利です。これは事実として受け入れて、その差が効きにくい場所を選ぶほうが早く進みます。強さの測り方は競合サイトの強さの調べ方で扱っています。
3. 選んでいる場所の問題
いちばん多いのがこれです。書き方や更新頻度を疑う前に、狙っている検索そのものを疑うと、原因が一気にはっきりすることがあります。
「勝てない検索」と「勝てる検索」の見分け
判断は、実際の検索結果を見れば付きます。
| 見えるもの | 読み方 |
|---|---|
| 上位が公式サイト・商品ページばかり | 記事の土俵ではない。見送る |
| 上位が大手メディアの網羅記事で揃っている | 正面からは厳しい。角度を変えられないか考える |
| 個人の記事が数本混じっている | 現実的に狙える |
| 更新が止まった記事・内容の薄い記事がある | 置き換えにいける。いちばん狙い目 |
| 知恵袋やnoteのような投稿サイトがある | 投稿1本ごとの内容で競うので、入り込む余地がある |
大事なのは、「強い/弱い」ではなく「自分が入れる隙間があるか」で見ることです。上位10件がすべて強くても、そのうち1件でも古い記事が残っていれば、そこが入り口になります。
個人ブログに現実的な場所
では、どこが現実的なのか。個人であることが不利にならない場所は、いくつかあります。
実際にやった人にしか書けない検索
手順の途中でつまずいた話、複数の選択肢を実際に試して比べた話は、体験がないと書けません。企業サイトが量産しにくい領域で、読者が求めているものでもあります。
条件が具体的に付いた検索
「〇〇 △△ 併用」「〇〇 エラー 特定の環境」のように条件が重なった検索は、大きなサイトが個別に対応しきれません。1件あたりの検索数は小さくなりますが、その扱い方は検索ボリュームが少ないキーワードは書くべきかで整理しています。
情報が古くなっている検索
上位のページが数年前のまま止まっている検索は、内容を更新するだけで差が付きます。個人のほうが小回りが利く領域です。
大きなテーマの「入口」ではなく「途中」
「ブログ 始め方」のような入口の検索は競争が激しい一方、実際に始めた人がぶつかる途中の疑問は手薄なことがあります。読者が歩く道のりの、後ろのほうを狙う考え方です。
順位が上がらないときの見直し順
すでに書いた記事の順位が上がらないときは、次の順で見ます。書き方の改善から入らないのが要点です。
- 狙っている検索を確かめる — 上位10件に自分より弱いページがあるか。1件もなければ、記事を直しても順位は動きにくい
- 検索意図とのズレを見る — 上位のページが答えている内容と、自分の記事が答えている内容が食い違っていないか
- 同じ意図の記事が自分のサイト内にないか — 自分の記事同士で枠を取り合っていないか
- 公開後の数字で判断する — 表示回数はあるのにクリックされないのか、そもそも表示されていないのか
4つ目は計測の話になるので、週報AIのほうが詳しく扱っています。1〜3までは、書く前の選定と同じ見方でできます。
候補が増えて1語ずつ上位10件を開けなくなったら、カテルキーワードのような道具でまとめて確認する方法もあります。貼り付けたキーワードごとに上位10件を実査して、あなたのサイトが1ページ目に入れる見込みを判定します。選定の全体像はブログのキーワード選定のやり方にまとめました。
よくある質問
個人ブログはもう検索上位に入れないのでしょうか。
検索によります。上位10件が公式サイトや商品ページで埋まっている検索には入れませんが、個人の記事や更新の止まったページが混じっている検索は現実的に狙えます。全体をひとまとめにせず、キーワードごとに判断してください。
記事を書いても検索順位が上がりません。何から見直すべきですか。
書き方より先に、狙っている検索を確かめてください。上位10件に自分より弱いページが1件もない場合、記事を改善しても順位は動きにくいところです。次に検索意図とのズレ、自分のサイト内での重複を見ます。
サイトの運営歴が短いうちは、何を狙えばよいですか。
実際にやった人にしか書けない検索、条件が具体的に付いた検索、情報が古くなっている検索が現実的です。いずれも大きなサイトが手を回しにくい領域で、運営歴の差が効きにくい場所です。
上位が大手メディアばかりの検索は、あきらめるしかありませんか。
正面から同じ内容で競うのは厳しいところです。ただ、条件を絞った関連の検索に回る、体験を含めた角度に変えるといった選び直しはできます。同じテーマでも入り口を変えると状況が変わります。
集めたキーワードリストを貼るだけで、検索上位10件とあなたのサイトを比較し、1ページ目に入れる可能性(勝算度)を◎○△×で判定します。
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