「競合のドメインパワーは調べた。でも、その数字を信じていいのか分からない」「上位のサイトは強そうだけれど、どこが強いのかが見えない」。
上位10件を見比べる段階で、そう感じたことはありませんか。
ドメインの強さを示すスコアは、その多くが被リンクの量と質から計算されています。つまりスコアは要約で、元になっている材料は別にあります。
しかし、その材料は誰でも無料で見られます。
スコアが一致しないように見える場面ほど、材料に当たると理由が分かります。
この記事では、競合の被リンクを見る手順と、そこから「その語で勝てるか」を判断する読み方を扱います。
ドメインパワーの数字までは出せたが、その先の判断で止まっている人向けの内容です。
読み終えると、スコアだけでは決まらなかった語について、書くかどうかの判断材料をもう一段持てるようになります。まずは上位10件のうち、いちばん気になる1サイトで試してみてください。
被リンクを見るのは、スコアだけでは決まらないとき
被リンクとは、他のサイトから自分のサイトへ向けられたリンクのことです。候補の語すべてで調べる必要はなく、見るのはドメインパワーの数字だけでは判断がつかないときだけです。
ドメインパワーやDAといったスコアは、被リンクの量と質を1つの数値に要約したものです。要約なので、同じスコアでも中身がまるで違うことがあります。
材料に当たる価値があるのは、次のような場面です。
- スコアは高いのに、上位のページが薄い:ドメイン全体の評価で上がっているだけで、そのページ自体は弱い可能性がある
- スコアは低いのに、なぜか1位にいる:そのページだけが強い被リンクを持っていることがある
- スコアが横並びで差がつかない:数字が同じでも、リンク元の質で実際の差が出ていることがある
スコアそのものの調べ方と読み方は競合サイトの強さの調べ方にまとめました。ここではその先、中身を開く話をします。
数ではなく「どこから来ているか」を見る
被リンクの調査で最初に目に入るのは本数ですが、本数の大小は判断材料としては弱いものです。同じ100本でも、中身次第で強さはまったく違います。
見るべき項目は4つに絞れます。
| 見る項目 | 何が分かるか |
|---|---|
| リンク元のドメイン数 | 本数ではなく、何サイトから張られているか |
| リンク元の種類 | 報道・公的機関・業界メディア・個人ブログ・ディレクトリ |
| リンクされているページ | トップに集中しているか、記事に散っているか |
| 関連性 | 同じ分野のサイトからか、無関係な分野からか |
同一サイトから100本もらっていても、評価としては1サイト分に近い扱いになります。逆に、関連分野の10サイトから1本ずつ張られているほうが、材料としては厚く見えます。
リンクされているページも重要です。トップページばかりに集まっているサイトは、記事単位では意外と弱いことがあります。次は、これを実際にどう調べるかです。
調べ方は「無料の範囲」で足りる
競合の被リンクは、無料のツールで概要を見られます。ここで必要なのは全件の一覧ではなく、上の4項目が読める程度の情報です。
無料で見られる範囲には、共通した制限があります。
- 件数に上限がある:全件は見られず、上位の一部だけが表示される
- 更新に遅れがある:最新のリンクが反映されていないことがある
- サービスごとに数字が違う:各社が別々にクロールしているため、本数は一致しない
数字が一致しないことは問題になりません。ここで見たいのは絶対値ではなく、リンク元の顔ぶれと分布だからです。1つのサービスで上位のリンク元を眺めれば、4項目はおおむね読めます。
使う前に、各サービスの公式ページで現在の無料範囲を確認してください。条件は変わります。
読んだ結果を、書くかどうかの判断に繋ぐ
材料が揃ったら、判断に落とします。判断の分かれ目は、上位のページがドメインの力で上がっているのか、そのページ自身の力で上がっているのかです。
| 見えた状態 | 読み方 |
|---|---|
| ドメイン全体は強いが、そのページへの被リンクはほぼ無い | ドメインの力で上がっている。内容で並べる余地がある |
| そのページ自体に関連分野からの被リンクが集まっている | ページ自身が強い。同じ土俵での上積みは重い |
| 上位10件のうち数件がこの状態 | その数件を避けて、残りの枠を狙う判断があり得る |
上位10件のうち何件がどちらかを数えると、その語に入る余地があるかが見えてきます。ページ単位の見方は検索1ページ目に入れるかを書く前に知る方法でも扱っています。
被リンクは自分で増やせるものではないので、足りないから諦めるではなく避けて別の語を選ぶという使い方になります。難易度スコアとの併せ方はキーワード難易度の調べ方と限界を参照してください。
ここから先は、書いた後の話になる
この記事で扱ったのは、書く前に競合の被リンクを見て、その語に入る余地があるかを判断するところまでです。
運営者が開発しているカテルキーワードは、書く前の判断のうち勝算の部分を担当する道具です。語を貼り付けると上位10件を実査し、あなたのサイトの強さと比べて勝算度を返します。被リンクの中身を1件ずつ読む作業は、この記事の手順どおり自分の目で確かめる形になります。
判断の順序としては、スコアで当たりをつけ、迷ったら被リンクの中身に当たり、それでも決まらなければ別の語に移る。この3段で十分に回ります。
よくある質問
被リンクはどうやって調べますか。
無料の被リンクチェックツールで概要を見られます。全件の一覧は必要なく、リンク元のドメイン数・リンク元の種類・リンクされているページ・関連性の4項目が読める程度で足ります。無料の範囲は件数に上限があり更新にも遅れがあるので、使う前に各サービスの公式ページで現在の条件を確認してください。
被リンクは何本あれば強いのですか。
本数では決まりません。同じ100本でも、同一サイトから100本なら評価としては1サイト分に近い扱いになり、関連分野の10サイトから1本ずつのほうが材料としては厚く見えます。見るのは本数ではなく、何サイトから、どんな種類のサイトから張られているかです。
ツールによって被リンク数が違うのはなぜですか。
各社が別々にクロールしているためで、数字が一致しないのは正常です。ここで見たいのは絶対値ではなくリンク元の顔ぶれと分布なので、数字のずれは判断に影響しません。1つのサービスで上位のリンク元を眺めれば必要な項目は読めます。
競合の被リンクを見ると何が判断できますか。
上位のページがドメインの力で上がっているのか、そのページ自身の力で上がっているのかが判断できます。ドメイン全体は強いのにそのページへの被リンクがほぼ無ければ、内容で並べる余地があります。逆にページ自体に関連分野からのリンクが集まっていれば、同じ土俵での上積みは重くなります。
自分のサイトの被リンクも同じように調べればいいですか。
目的が別なので工程も分かれます。この記事で扱うのは書く前に競合を見て入る余地を判断することです。自分のサイトが受けている被リンクの点検や増減の追跡、質の低いリンクへの対処は公開した後の運用にあたるため、ここでは扱いません。
集めたキーワードリストを貼るだけで、検索上位10件とあなたのサイトを比較し、1ページ目に入れる可能性(勝算度)を◎○△×で判定します。
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