カテルキーワード

ロングテールキーワードの選び方|個人ブログが現実的に上位を狙える条件

三橋竜彰

ロングテールキーワードの選び方|個人ブログが現実的に上位を狙える条件

ロングテールキーワードは、個人ブログが検索から人を集めるときの現実的な出発点です。ただ「語を長くすればいい」と理解すると、誰も検索していない語ばかりが並びます。

この記事では、ロングテールキーワードとは何かを確認したうえで、どういう条件がそろえば上位を狙えるのか、どう探して、どう束ねるかを扱います。

ロングテールキーワードとは

ロングテールキーワードとは、検索数は小さいものの、意図が具体的なキーワードのことです。「キーワード選定」のような大きな語に対して、「キーワード選定 やり方 個人ブログ」のように条件が付いた語がこれにあたります。

名前は、検索数の大きい語から小さい語へ並べたときにできる曲線の形から来ています。左端に少数の巨大な語があり、右へ長く伸びる細い尾の部分——ここに、数は小さいけれど無数のキーワードが分布しています。この尾の部分をまとめて拾う考え方がロングテールSEOです。

「長い語」ではなく「具体的な語」

よくある誤解が、単語数を増やせばロングテールになる、というものです。実際には、具体性が上がった結果として語が長くなるという順序です。

  • ✕ 語を長くする: 「キーワード選定 方法 手順 やり方 コツ」——誰もこう検索しません
  • ○ 具体性を上げる: 「キーワード選定 時間がかかる」——困っている状況が入っている

判断は語の長さではなく、その語で検索する人の状況が思い浮かぶかどうかです。

個人ブログが現実的に上位を狙える条件

ロングテールなら必ず狙える、ということはありません。次の3つがそろっているかを見ます。

条件1: 上位10件に弱いページがある

いちばん強い条件です。具体的な語であっても、上位が大手メディアの網羅記事で埋まっていることはあります。逆に、質問サイトの古い回答や、話題に軽く触れただけのページが上位にいるなら、そこは狙えます。

確かめ方は検索1ページ目に入れるかを書く前に知る方法の5ステップと同じです。

条件2: 1本の記事で答え切れる

具体的な語は、答えの範囲もはっきりしています。「〇〇 エラー 直し方」なら、直し方を最後まで書けば読者の用は足ります。1本で完結できる語を選ぶと、記事の質を上げやすく、上位のページより良いものを書ける確率が上がります。

逆に、具体的に見えて実は範囲が広い語(「ブログ 収益化 方法」など)は、ロングテールに見えても大きな語と同じ戦いになります。

条件3: 同じテーマで束ねられる

ロングテールは1本あたりの流入が小さいので、単発では効きません。同じテーマの語を5本10本と書き、内部リンクでつなぐことでまとまります。逆に言えば、そのテーマで後が続かない語は優先度を下げてよいということです。

束ね方の考え方はブログのキーワード選定のやり方にまとめています。

探し方

具体的な語は、机上で考えても出てきません。人が実際に打った言葉を拾います。

探し方何が得られるか
サジェスト(検索窓の候補)実際に検索されている語尾の付き方
再検索キーワード(結果ページ下部)最初の検索で満たされなかった次の疑問
質問サイトの投稿生の言い回しと、困っている状況そのもの
自分が検索したときの言葉実感のある語。ただし思いつく範囲は超えない

拾ったあとに検索数を確認しますが、この段階で数字が出ない語を捨てないでください。具体的な語ほどデータが集計されておらず、空欄で返ることが多いためです。数字の読み方は検索ボリュームの調べ方で説明しています。

ロングテールで失敗するパターン

語を長くしただけで需要がない。 検索する人の状況が思い浮かばない語は、たいてい誰も検索していません。

同じ意図の語を量産した。 「〇〇 やり方」「〇〇 方法」「〇〇 手順」を別々の記事にすると、自分の記事同士で同じ枠を取り合います。意図が同じなら1本にまとめます。

束ねる設計がない。 テーマがばらばらの小さい語を10本書いても、互いに支え合いません。1テーマに寄せて書くほうが、同じ本数でも効きが違います。

上位を見ずに書いた。 条件1を飛ばすと、具体的な語なのに大手が押さえていた、ということが起こります。

候補が増えると、1語ずつ上位10件を開く作業が追いつかなくなります。カテルキーワードは、貼り付けたキーワードごとに上位10件を実査して、あなたのサイトが1ページ目に入れる見込みを判定する道具です。条件1の確認をまとめて済ませたいときに使えます。

よくある質問

ロングテールキーワードは何単語くらいが目安ですか。

単語数の目安はありません。具体性が上がった結果として語が長くなるだけで、長さ自体は条件ではありません。判断は、その語で検索する人の状況が思い浮かぶかどうかで行ってください。

ロングテールキーワードなら個人ブログでも必ず上位に入れますか。

そうとは限りません。具体的な語でも、上位が大手メディアの網羅記事で埋まっていることがあります。上位10件を開いて、自分より弱いページがあるかを確かめてから判断してください。

検索数が表示されないロングテールキーワードは狙う価値がありますか。

あります。具体的な語ほどデータが集計されておらず、空欄で返ることが多いためです。数値が出ないことと検索されていないことは別なので、上位10件の状況で判断します。

ロングテールキーワードは何本くらい書けば効果が出ますか。

本数より、同じテーマにまとまっているかが効きます。ばらばらのテーマで10本書くより、1テーマに5本を内部リンクでつないだほうが、記事同士が支え合って伸びやすくなります。

集めたキーワードリストを貼るだけで、検索上位10件とあなたのサイトを比較し、1ページ目に入れる可能性(勝算度)を◎○△×で判定します。

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