「キーワード選定の記事で allintitle という言葉を何度も見かけるが、何のことか分からないまま読み飛ばしている」
「打ってみたら件数が出た。この数字が小さければ狙い目、という説明は見たが、本当にそれだけで決めていいのか」
「そもそも、タイトルに語が入っているかどうかが、なぜ勝ち負けの話になるのか」
先に答えを書きます。allintitle は、検索結果をページのタイトルで絞り込む書き方です。そして選定で使うときに見るのは、画面に出る件数ではありません。見るのは上位10件のうち、何件のタイトルにその語が入っているかのほうです。
この記事では以下の3つを解説します。
- allintitle が何をする書き方なのか
- 件数を見ずに、上位10件を数える理由
- 一致が少なかったときに言えること・言えないこと
書く前の見積もり全体の手順は検索1ページ目に入れるかを書く前に知る方法にまとめてあります。この記事は、その見積もりに材料を1つ足すための1段です。
allintitleとは、検索結果をタイトルで絞り込む書き方
allintitle は、検索する語の前に allintitle: と付けて、検索結果をページのタイトルで絞り込む書き方です。
運営者が2026年9月29日に、キーワード 選定 やり方 の3語で試しました。普通に検索すると、3語のうち1語しかタイトルに入っていないページも上位に並びました。「キーワードの選び方」のようなタイトルです。頭に allintitle: を付けて検索し直すと、そうしたページは上位9件に出てこなくなりました。ただし、「やり方」の代わりに「手順」や「ステップ」をタイトルに書いたページは、上位9件に2件残りました。
残ったのは、打った語か、それに近い語をタイトルに持つページでした。打った語がすべてタイトルに入ったページだけが残る、とは限りません。
打ち方には決まりが2つあります。
- コロンのあとに空白を入れない(allintitle: キーワード ではなく allintitle:キーワード の形で打つ)
- 2語目以降は、いつもどおり空白で区切る
打ったあとは、検索結果に並んだページの下に「含まれない: allintitle:」と出ていないかを見てください。この表示が出ていたら、絞り込みは効いていません。allintitle: が、ただの検索語として扱われています。
見るのは件数ではなく、上位10件のうち何件か
ここがこの記事の中心です。allintitle: で検索すると、件数も分かります。選定の材料にするのは、この数字ではありません。
理由は2つあります。
1つめ。この数字は概数です。2026年9月29日に試したときは「約 859 件」と出ました。頭に「約」が付いています。細かい差を比べるような使い方に耐える数字ではありません。
2つめ。件数は何本あるかであって、上位に何本あるかではありません。同じ形のタイトルが世の中に何万本あっても、1ページ目に1本も入っていなければ、あなたが入る余地とは関係しません。逆に、全体で数百本しかなくても、上位10件が全部その語をタイトルに持っていれば、そこは埋まっています。
数えるのはこちらです。
候補の語で普通に検索し、上位10件のうち何件のタイトルにその語が入っているかを数える。3/10 のような形でメモします。allintitle: は、その数え方が正しいかを目視で裏取りするために打ちます。
| タイトル一致 | 上位10件の状態 |
|---|---|
| 8〜10件 | その語を正面から扱う記事で埋まっている |
| 4〜7件 | 正面から扱う記事と、そうでないページが混ざっている |
| 0〜3件 | 上位のページは、その語を主題にしてタイトルを付けていない |
一致が少ないときに、言えることと言えないこと
一致が少ない検索について、言い切れることは1つだけです。
言えること——上位のページは、その語を主題にしてタイトルを付けていません。つまりその検索では、その語で書かれた記事どうしがまともに比べ合っている状態になっていません。
言えないこと——だからあなたが入れる、ということです。
タイトル一致が少ないのは、観測できる事実であって、空いている証拠ではありません。一致が少なくても入れない検索は、次の3つの形で現れます。
- 上位を占めているのが公式サイトや商品ページで、記事の土俵になっていない。この見分け方は検索1ページ目に入れるかの見積もり手順にあります
- 検索した人が探しているものが割れていて、1本の記事では受けきれない。読み取り方は上位10件から検索意図を読む手順にまとめました
- タイトルに語が無くても、そのページ自体が十分に強い。強さの測り方は競合サイトの強さの調べ方で扱っています
数値スコアで難易度を出す道具との関係はキーワード難易度の調べ方と限界にあります。タイトル一致数は、そのスコアの中身ではなく、スコアとは別に自分の目で数えられる材料です。
このサイトの28本を、同じ規則で数えてみました
言い換えで書かれた記事が混ざる、というのは想像の話ではありません。運営者が、このサイトの記事を数えました。狙う語を語に分けて、全部がタイトルに入っているかを見る規則です。2026年10月時点で28本あります。
| 本数 | |
|---|---|
| 狙う語がすべてタイトルに入っている | 24本 |
| 入っていない | 4本 |
入っていない4本は、書き忘れたのではありません。読者に伝わる言い方を選んだ結果、狙う語そのものがタイトルから消えています。
| 狙っている語 | 実際のタイトル |
|---|---|
| 上位表示 方法 | 検索1ページ目に入れるかを書く前に知る方法 |
| 個人ブログ seo | 個人ブログは検索上位に入れないのか |
| ドメインパワー 調べ方 | 競合サイトの強さの調べ方 |
| ビッグキーワード | ビッグ・ミドル・スモールキーワードの違い |
4本目は少し事情が違い、語は入っているのに中黒で割れているため、機械の一致では外れます。
数えたあと、自分のタイトルをどうするか
書くと決めたなら、やることは1つです。狙う語を、自分の記事タイトルに入れる。
一致が少ない検索は、その語を正面から扱うタイトルが上位に少ない検索です。そこへ正面から扱うタイトルを1本置くのは、素直な打ち手になります。上の4本のように言い換えを選ぶ判断もありますが、選んだ結果として語がタイトルから消えていることは、自分で把握しておいたほうがよいです。
入れかたの注意は2つです。
- タイトルの前のほうに置く。後ろへ回すほど、読者にも一覧にも見えにくくなります
- 同じ語を2回3回と重ねない。1回入っていれば一致の条件は満たします
狙う語を1つに絞る話と、タイトルへの入れかたは別の工程です。1本の記事が何語まで持てるかは選定の流れ全体の側で決まります。
50語を数えるところで手が止まります
上位10件を開いてタイトルを見る作業は、1語あたり数分で終わります。重くなるのは語の数が増えたときで、候補が50語あれば500件ぶんのタイトルを見ることになります。
運営者が開発しているカテルキーワードは、この数え方をそのまま引き受ける道具です。貼り付けたリストの語ごとに検索結果の上位10件を実査し、タイトル一致数を 3/10 の形で返します。判定の根拠を開くと、10件それぞれについてタイトルにその語を含むかどうかが並びます。数え方はこの記事と同じで、語に分けて全部入っているかで見るため、語順や語のつながり方には左右されません。
一致数は観測できる事実として出しているだけで、一致が少ないから勝てる、という判定ではありません。勝算度(0〜100)と◎○△×の判定記号は、上位10件の実査とDA(Moz Domain Authority)の比較から出しています。タイトル一致数は、その判定と並べて自分の目で見る材料という位置づけです。
数えるところまでは道具でも、書くかどうかを決めるのは書き手です。
まとめ
allintitle は、検索結果をタイトルで絞り込む書き方です。2026年9月29日に試したときは、打った語の一部がタイトルに無いページも残りました。「やり方」の代わりに「手順」「ステップ」と書いたページです。
選定で見るのは、画面に出る件数ではありません。件数は概数で、上位に何本あるかも表していないためです。見るのは上位10件のうち何件のタイトルにその語が入っているかで、3/10 のような形でメモします。
一致が少ないときに言えるのは、上位のページがその語を主題にしてタイトルを付けていない、ということだけです。空いている証拠にはなりません。上位が公式サイトで埋まっている、検索意図が割れている、言い換えで同じ話を書いている記事が混ざっている——このどれかであることは珍しくありません。実際、このサイトの28本のうち4本が、狙う語をタイトルに持たないまま書かれています。
数えたうえで書くと決めたら、狙う語をタイトルの前のほうに1回入れる。作業としてはそれだけです。
よくある質問
allintitleとは何ですか。
検索する語の前に allintitle: と付けて、検索結果をページのタイトルで絞り込む書き方です。2026年9月29日に試したときは、打った語の一部がタイトルに無いページも残りました。「やり方」の代わりに「手順」「ステップ」と書いたページです。コロンのあとに空白を入れず、2語目以降は通常どおり空白で区切って打ちます。
allintitleの絞り込みが効いているかは、どう確かめますか。
検索結果に並んだページの下に「含まれない: allintitle:」と出ていないかを見てください。この表示が出ていたら、絞り込みは効いていません。allintitle: が、ただの検索語として扱われています。コロンのあとに空白を入れずに打っているかも確かめてください。
allintitleの件数が少なければ狙い目ですか。
件数の数字は選定の材料にしないでください。件数は「約」の付いた概数です。また件数は世の中に何本あるかであって、上位10件に何本あるかを表していません。見るのは、候補の語で普通に検索したときの上位10件のうち、何件のタイトルにその語が入っているかです。
タイトル一致が少なければ1ページ目に入れますか。
言えるのは、上位のページがその語を主題にしてタイトルを付けていない、ということだけです。上位が公式サイトや商品ページで埋まっていて記事の土俵ではない場合、検索した人の探しているものが割れている場合、タイトルに語が無くてもページ自体が強い場合があります。言い換えのタイトルで同じ話を書いている記事が混ざっていることもあります。
狙うキーワードは、記事タイトルに入れるべきですか。
入れておくほうが素直ですが、例外はあります。このサイトの28本のうち4本は、読者に伝わる言い方を選んだ結果、狙う語そのものがタイトルから消えています。入れる場合はタイトルの前のほうに1回で足り、同じ語を重ねる必要はありません。言い換えを選ぶときは、語がタイトルから消えていることを自分で把握しておいてください。
集めたキーワードリストを貼るだけで、検索上位10件とあなたのサイトを比較し、1ページ目に入れる可能性(勝算度)を◎○△×で判定します。
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